MiltonMarkets(ミルトンマーケッツ)の特徴や口コミ・評判を見ていきます。
MiltonMarketsの名前は知っていても利用したことがない人もいると思いますので、MiltonMarketsの会社について詳しく調査してみました。
メリットやデメリットについても紹介していきます。
また、MiltonMarketsの本拠地であるキプロスと、金融ライセンス先のセントビンセントおよびグレナディーン諸島を調査したので参考にしてください。
Milton Markets(ミルトンマーケッツ)とはどんな会社?
サービス名 | Milton Markets |
---|---|
会社名 | Milton Markets Limited (旧社名:WSM INVEST LIMITED) |
住所 | 2nd Floor, Transpacific Haus, Lini Highway, Port Vila, Vanuatu |
電話番号 | 03-4586-4741 |
設立 | 2015年 |
金融ライセンス | バヌアツ(VFSC) ライセンス番号:40370 |
グループ会社/ライセンス | MFSC HOLDINGS LIMITED MiltonPrime EU(Holiway Investments LTD)/キプロス Milton Prime/セーシェル |
WEBサイト | https://miltonmarkets.com/ja/ |
問い合わせ | support.ja@miltonmarkets.com |
Milton Markets(ミルトンマーケッツ)は2015年設立のバヌアツに金融ライセンスを持つ海外FX業者です。
設立当初はWSM INVEST LIMITEDという会社名でGallant Capital Marketsの元で運営をしていましたが、現在はGallant Capital Marketsのグループから抜けてMilton Marketsに社名を変更しています。
(Gallant Capital Marketsはオーナーが詐欺とマネーロンダリングで逮捕されたのをきっかけに破産しています。)
参考記事:Gallant Capital Markets 破産手続きの申請を発表
現在はバヌアツで金融ライセンスを取り、日本ではMilton Markets、海外ではMilton Primeという名前で運営をしています。
(現在はアメリカのFX。CFD会社の傘下に入っている情報もありましたが、詳細は分かりませんでした)
サポートをニューヨークと香港に置き、英語・日本語だけでなく中国語やスペイン語での対応も行っています。
当サイトのMilton Marketsの評価
MiltonMarketsの総合評価:58点/100点
口座開設ボーナス | 入金ボーナス | キャッシュバック | レバレッジ | スプレッド |
---|---|---|---|---|
6点 | 6点 | 0点 | 9点 | 3点 |
ロスカット | ゼロカット | スキャルピング | 日本語対応 | ライセンス/補償 |
6点 | 9点 | 3点 | 10点 | 6点 |
メリット:レバレッジが高くボーナスもあり。サポートも充実
デメリット:スプレッドが広い。目立つ特徴が少ない
入金ボーナス:50万円(出金可能,クッション機能あり)
キャッシュバック:なし
レバレッジ:1,000倍(SMART口座)
スプレッド:ドル円1.28pips、ユーロドル1.12pips
ロスカット:20%(SMART口座50%)
ゼロカット:採用(法人は無し)
スキャルピング:可能
日本語対応:サポートは日本語で24時間対応
ライセンス/補償:バヌアツ(VFSC)、補償なし
情報提供元:MiltonMarkets公式サイト
当サイトの Milton Marketsの評価は平均的となり、ボーナスの豊富さやレバレッジの高さは評価が高めですが、スプレッドは広い水準になりました。
ゼロカット対応でスキャルピングも問題なく、日本語サポートは充実しておりレスポンスも早めです。
少しインパクトには欠けますが、全体的には問題ないでしょう。
安全性の評価:出金は遅めとの情報、出金トラブルもあり
ミルトンマーケッツさん
入金分、利益分、共に無事出金できました。ビットウォレット出金で3営業日でした。
スプレッド狭いし、約定力良いし、着金がもう少し早ければ最高なんだけどな。
— SoRA_兼業FXトレーダー (@SoRA_HasunoHana) December 3, 2020
ミルトンマーケッツさん
一週間くらいかかったけど、ちゃんと出金できました。
わずかな利益でしたが一安心です😁💯✨#ミルトンマーケッツ— アニメ大好きbot (@vip_jk18) November 16, 2020
サポートにも連絡しましたが、普通に取り引きしただけで全く身に覚えがないのですが、具体的にどのようなことが不正取引となったのか教えていただけませんか?
勝ったらメール1通で出金拒否は納得できません。
— ✿にっち✿ (@hanakaro2) October 18, 2020
Milton Marketsrが無事に出金できるか調査しましたが、出金に3日~1週間ほどかかる情報が複数と、出金のトラブルについての投稿が1件ありました。
トラブルは「システムにより不正行為が発覚した」とのことですが、トレーダーの方は身に覚えがないようです。
MiltonMarketsに本投稿について確認したところボーナスアービトラージ(ボーナスを利用した両建て)を行っていたということで、元本の返済と利益の没収を行ったようです。
Milton Marketsの評判と口コミ
ミルトンマーケッツ
微妙にすべる気が、、、
気のせいかな?
— あんどれ@2019 見習いトレーダー (@Andre2019FX) September 20, 2020
ミルトンマーケッツ滑るのどうにかしてほしいな〜
指値より上で買い注文刺さってるしSL入れても前後してるし…— TBS (@TBS358) April 23, 2021
ミルトンマーケッツさんで神対応を頂きました↑↑
先方のシステムに不具合があり質問をしていた間にアカウントを溶かしたのですが、相談すると損失分を返金頂きました!改めて信頼できるFX業者と思いました。感謝!
さぁ8万円+クレジット6万円が残った。
FXどうやら奥が深い。1から勉強して大逆転だ。— Gengoro トレード日記 (@kiki79778558) October 18, 2019
TwitterでMilton Marketsの評判を調査したところ、上で紹介した出金が遅い投稿と、スリッページが発生している投稿が多めでした。
1つの投稿でシステム不具合による損失を補填してもらったツイートもありました。
Milton Marketsではスリッページ保証制度があり、条件を満たすと滑った分の損失を補填してくれるので、ぜひ使ってみてください。
> Milton Markets顧客保護制度 スリッページ保証制度
Milton Marketsの現地調査レポート
Milton Marketsのグループ本拠地であるキプロスと、金融ライセンス先のセントビンセントおよびグレナディーン諸島を現地調査しました。
MiltonMarketsの本拠地はキプロス
MiltonMarketsはキプロスの首都ニコシアという街にありました。
MiltonMarketsは、MFSC Holdings LimitedとHoliway Investmentsの2つがニコシアにあり、今回はHoliway Investmentsの写真だけ撮りました。
もう1つのHoliway Investmentsは看板などが出ていませんでした。
日本向けのライセンスはセントビンセントおよびグレナディーン諸島
MiltonMarketsの日本向けの金融ライセンスはセントビンセントおよびグレナディーン諸島となります。
セントビンセントはメキシコの東側にある島国となり、キューバやドミニカ共和国の近くに位置しています。
セントビンセントでは金融ライセンスが必要なく海外への運営ができてしまうため、正確には金融ライセンスではなく法人登記のみです。
セントビンセントの登記先住所
セントビンセントの登記先住所に行ってみると、First St Vincent Bankという古い建物の銀行がありました。
コチラはBigBossの登記先住所でもあるため、様々な企業の登記先として利用されているようです。
特にMiltonMarketsの看板もないため、登記だけをして、実体は無いかと思われます。
Milton Marketsの特徴とメリット
Milton Marketsの特徴やメリットについて紹介します。
レバレッジはSMART口座で1,000倍
FLEX口座 | SMART口座 | |
---|---|---|
15万円まで | 500倍 | 1,000倍 |
100万円まで | 500倍 | 500倍 |
100万円超 | 500倍 | 200倍 |
MiltonMarketsはFLEX口座がレバレッジ500倍で固定、SMART口座はレバレッジが1,000倍ですが、口座残高によって500倍、200倍と減っていきます。
SMART口座の方がスプレッドが狭いのですが、残高が多くても高いレバレッジで取引したい人はFLEX口座を選んでも良いでしょう。
少額でトレードしたい人はSMART口座を選ぶのがおすすめです。
CFDは銘柄ごとにレバレッジが違うので、以下のページで詳しく説明します。
> MiltonMarketsの最大レバレッジと変更・確認方法 レバレッジ制限
ボーナスは口座開設ボーナスと入金ボーナス(当サイト限定)
口座開設ボーナス | 入金ボーナス | |
---|---|---|
ボーナス額 | 5,000円 | 5万円まで:入金の50% 5万円超~50万円:入金の20% |
出金 | 10ロットの取引+3万円の入金 | 利益の出金のみ |
有効期限 | 90日 | なし |
クッション機能 | あり | あり |
ボーナスは当サイトとのタイアップ企画で口座開設ボーナスが5,000円、入金ボーナスが50万円もらえます。
口座開設ボーナスは条件を満たすとボーナス自体の出金も可能で、「90日以内に10ロットの取引+3万円以上の入金」が必要になります。
入金ボーナスはボーナス5万円までが入金の50%、それ以上が50万円まで入金の20%が付与されます。
その他、通常の期間限定キャンペーンなどを開催しているので、以下のページを参考にしてください。
> MiltonMarketsの口座開設ボーナスと入金ボーナスキャンペーン
スプレッドは全体的に広め
平均スプレッド | FLEX口座 | SMART口座 |
---|---|---|
USDJPY | 1.88pips | 1.28pips |
EURJPY | 2.28pips | 1.69pips |
GBPJPY | 2.93pips | 2.00pips |
AUDJPY | 2.60pips | 1.93pips |
NZDJPY | 3.13pips | 2.11pips |
EURUSD | 1.76pips | 1.12pips |
GBPUSD | 2.23pips | 1.62pips |
AUDUSD | 1.92pips | 1.20pips |
AUDNZD | 2.92pips | 2.47pips |
XAUUSD | 3.84pips | 3.14pips |
スプレッドは24時間測定したところ、全体的に広い水準となりました。
XMと同じくらいか通貨ペアによってはXMより広くなったので、あまりスプレッドとしては期待できなそうです。
SMART口座もSTP方式となるため、取引手数料がかからず、スプレッドのみとなります。
> MiltonMarketsのスプレッド一覧 最大・最小スプレッドを調査
ロスカット水準はFLEX口座で20%
FLEX口座 | SMART口座 | |
---|---|---|
マージンコール | 50% | 100% |
ロスカット水準 | 20% | 50% |
ロスカット水準はFLEX口座が20%、SMART口座が50%となっていて、FLEX口座の方がロスカットされにくくなっています。
15万円を超える場合はFLEX口座の方がレバレッジが高くロスカットされにくくなっています。
逆にSMART口座はロスカット水準が高めの設定になっているので、あまりギャンブル性の高いトレードは向いていない口座です。
ゼロカット保証で定期的にマイナス残高をリセット
MiltonMarketsではゼロカット保証制度があり、マイナス残高はMiltonMarketsが肩代わりしてくれ、トレーダーは追証をする必要がありません。
定期的にマイナス残高をリセットしてくれるので、マイナス残高が0になってから入金するようにしましょう。
もしマイナス状態で入金してしまっても、サポートに連絡をすれば対応してもらえます。
スリッページの保証もある
・スリッページ幅1pips以上
・約定時間500ms以上
・約定時間がマーケットオープン・クローズ時前後60分以外
・約定時間が指標発表・ニュース等の前後30分以外
MiltonMarketsではスリッページ保証があり、スリッページ幅が1pips以上、約定時間が500ms以上の場合に保証があります。
条件を満たし、悪い方向で約定してしまった場合などは、MiltonMarketsが損失分を補填してくれます。
もし滑りが酷く、約定も時間がかかってしまった場合はMiltonMarketsのサポートに連絡してみると良いでしょう。
Milton Marketsのデメリット
続いてMilton Marketsのデメリットを紹介します。
取引プラットフォームはMT4のみ
MiltonMarketsの取引プラットフォームはMT4のみで、MT5の取扱いはありません。
もしMT5で取引をしたい人は、別の業者を使うようにしましょう。
約定スピードはあまり早くない
MiltonMarketsの平均的な約定スピードはあまり早くなく、MT4でping値を見てみると230~250ms(約0.23秒~0.25秒)ほどかかります。
日本にサーバーが置いてあるAxioryなどは15ms(約0.015秒)ほどで約定するため、比較的遅い方に分類されると思います。
サーバー場所はオランダのアムステルダム
IPからサーバー場所を確認してみると、オランダのアムステルダムにありました。
オランダはExnessもオランダになり、XMはロンドンになります。
ユーロ圏はping値が0.25秒くらいかかるので、若干”もっさり感”は出るかもしれません。
複数口座の両建ては禁止
同一口座 | 複数口座 | 別業者 |
---|---|---|
可能 | 禁止 | 禁止 |
MiltonMarketsでは同一口座の両建ては認められていますが、複数口座の両建てや別業者を使った両建ては禁止されています。
別業者を使ってボーナスアービトラージをした人が、MiltonMarketsに見つかって利益を没収され、口座凍結になった事例があるので、両建ては同一口座のみでやりましょう。
60日取引がないと休眠口座になり口座維持手数料が3000円かかる
MiltonMarketsでは60日間取引がないと休眠口座になり、口座維持手数料が毎月3,000円かかります。
比較的早く休眠口座になり、口座維持手数料も高めなので、取引しない場合は早めに出金する方が良いでしょう。
もしくは0.01ロットなどの小ロットでポジションを保有しておくと、休眠口座にならずに済みます。
分別管理のみで信託保全無し
MiltonMarketsの資産は分別管理はしていますが、万が一の信託保全はありません。
通常、国内のFX会社などは信託銀行に信託口座を作り、万が一の倒産時にはトレーダーに資金が返却される制度を取っています。
しかしMiltonMarketsでは信託保全がないため、万が一倒産した場合には、トレーダーに資金が返ってくる保証はないので気を付けましょう。
(海外には信託保全の制度が法律で定められていないことも多いため、信託保全をしていない業者が多いです)
まとめ
MiltonMarketsの特徴や評判について見てきました。
MiltonMarketsはそこまで大きな海外FX業者ではないため、口コミ等の数も少なかったですが、クリーンな運営を心掛けている業者です。
特別に口座開設ボーナスや入金ボーナスのタイアップを提案して頂いたので、当サイトから登録した場合は口座開設ボーナスやと入金ボーナスがもらえます。
ぜひボーナスを上手く利用して利益を上げていきましょう。
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