Milton Marketsの特徴と評判 口コミ・安全性と現地調査レポート

3.8

miltonmarkets 評判

MiltonMarkets(ミルトンマーケッツ)の特徴や口コミ・評判を見ていきます。

MiltonMarketsの名前は知っていても利用したことがない人もいると思いますので、MiltonMarketsの会社について詳しく調査してみました。

メリットやデメリットについても紹介していきます。

また、MiltonMarketsの本拠地であるキプロスと、金融ライセンス先のセントビンセントおよびグレナディーン諸島を調査したので参考にしてください。

MiltonMarketsの公式サイトはコチラ

 

鶏冠井悠二
著者
【この記事の著者】
CFP,1級FP,証券外務員一種,投資診断士
㈱ナゴウェブ 鶏冠井悠二

海外FX比較ナビの運営をする海外FX歴5年の現役トレーダー。多数の海外FX業者を実際に利用し、自身の経験を基に記事作成を行なう。トレーダーに役立つ様々なツールも開発。EAのバックテストは200以上の実績があり、数十のEAを稼働中。

Milton Markets(ミルトンマーケッツ)とはどんな会社?

サービス名Milton Markets
会社名Milton Markets Limited
(旧社名:WSM INVEST LIMITED)
住所2nd Floor, Transpacific Haus, Lini Highway, Port Vila, Vanuatu
電話番号03-4586-4741
設立2015年
金融ライセンスバヌアツ(VFSC)
ライセンス番号:40370
グループ会社/ライセンスMFSC HOLDINGS LIMITED
MiltonPrime EU(Holiway Investments LTD)/キプロス
Milton Prime/セーシェル
WEBサイトhttps://miltonmarkets.com/ja/
問い合わせsupport.ja@miltonmarkets.com

Milton Markets(ミルトンマーケッツ)は2015年設立のバヌアツに金融ライセンスを持つ海外FX業者です。

設立当初はWSM INVEST LIMITEDという会社名でGallant Capital Marketsの元で運営をしていましたが、現在はGallant Capital Marketsのグループから抜けてMilton Marketsに社名を変更しています。

(Gallant Capital Marketsはオーナーが詐欺とマネーロンダリングで逮捕されたのをきっかけに破産しています。)

参考記事:Gallant Capital Markets 破産手続きの申請を発表

現在はバヌアツで金融ライセンスを取り、日本ではMilton Markets、海外ではMilton Primeという名前で運営をしています。

(現在はアメリカのFX。CFD会社の傘下に入っている情報もありましたが、詳細は分かりませんでした)

サポートをニューヨークと香港に置き、英語・日本語だけでなく中国語やスペイン語での対応も行っています。

 

当サイトのMilton Marketsの評価

MiltonMarketsの総合評価:58点/100点

口座開設ボーナス入金ボーナスキャッシュバックレバレッジスプレッド
6点6点0点9点3点
ロスカットゼロカットスキャルピング日本語対応ライセンス/補償
6点9点3点10点6点

メリット:レバレッジが高くボーナスもあり。サポートも充実
デメリット:スプレッドが広い。目立つ特徴が少ない

口座開設ボーナス:5,000円
入金ボーナス:50万円(出金可能,クッション機能あり)
キャッシュバック:なし
レバレッジ:1,000倍(SMART口座)
スプレッド:ドル円1.28pips、ユーロドル1.12pips
ロスカット:20%(SMART口座50%)
ゼロカット:採用(法人は無し)
スキャルピング:可能
日本語対応:サポートは日本語で24時間対応
ライセンス/補償:バヌアツ(VFSC)、補償なし
情報提供元:MiltonMarkets公式サイト

当サイトの Milton Marketsの評価は平均的となり、ボーナスの豊富さやレバレッジの高さは評価が高めですが、スプレッドは広い水準になりました。

ゼロカット対応でスキャルピングも問題なく、日本語サポートは充実しておりレスポンスも早めです。

少しインパクトには欠けますが、全体的には問題ないでしょう。

 

安全性の評価:出金は遅めとの情報、出金トラブルもあり

3.0

Milton Marketsrが無事に出金できるか調査しましたが、出金に3日~1週間ほどかかる情報が複数と、出金のトラブルについての投稿が1件ありました。

トラブルは「システムにより不正行為が発覚した」とのことですが、トレーダーの方は身に覚えがないようです。

MiltonMarketsに本投稿について確認したところボーナスアービトラージ(ボーナスを利用した両建て)を行っていたということで、元本の返済と利益の没収を行ったようです。

 

Milton Marketsの評判と口コミ

TwitterでMilton Marketsの評判を調査したところ、上で紹介した出金が遅い投稿と、スリッページが発生している投稿が多めでした。

1つの投稿でシステム不具合による損失を補填してもらったツイートもありました。

Milton Marketsではスリッページ保証制度があり、条件を満たすと滑った分の損失を補填してくれるので、ぜひ使ってみてください。

> Milton Markets顧客保護制度 スリッページ保証制度

 

Milton Marketsの現地調査レポート

Milton Marketsのグループ本拠地であるキプロスと、金融ライセンス先のセントビンセントおよびグレナディーン諸島を現地調査しました。

 

MiltonMarketsの本拠地はキプロス

MiltonMarketsの入っている建物

MiltonMarketsはキプロスの首都ニコシアという街にありました。

MiltonMarketsは、MFSC Holdings LimitedとHoliway Investmentsの2つがニコシアにあり、今回はHoliway Investmentsの写真だけ撮りました。

もう1つのHoliway Investmentsは看板などが出ていませんでした。

Holiway Investments入口

 

日本向けのライセンスはセントビンセントおよびグレナディーン諸島

MiltonMarketsの日本向けの金融ライセンスはセントビンセントおよびグレナディーン諸島となります。

セントビンセントはメキシコの東側にある島国となり、キューバやドミニカ共和国の近くに位置しています。

セントビンセントでは金融ライセンスが必要なく海外への運営ができてしまうため、正確には金融ライセンスではなく法人登記のみです。

セントビンセントの登記先住所

First St. Vincent bank

セントビンセントの登記先住所に行ってみると、First St Vincent Bankという古い建物の銀行がありました。

コチラはBigBossの登記先住所でもあるため、様々な企業の登記先として利用されているようです。

特にMiltonMarketsの看板もないため、登記だけをして、実体は無いかと思われます。

 

Milton Marketsの特徴とメリット

Milton Marketsの特徴やメリットについて紹介します。

レバレッジはSMART口座で1,000倍

FLEX口座SMART口座
15万円まで500倍1,000倍
100万円まで500倍500倍
100万円超500倍200倍

MiltonMarketsはFLEX口座がレバレッジ500倍で固定、SMART口座はレバレッジが1,000倍ですが、口座残高によって500倍、200倍と減っていきます。

SMART口座の方がスプレッドが狭いのですが、残高が多くても高いレバレッジで取引したい人はFLEX口座を選んでも良いでしょう。

少額でトレードしたい人はSMART口座を選ぶのがおすすめです。

CFDは銘柄ごとにレバレッジが違うので、以下のページで詳しく説明します。

> MiltonMarketsの最大レバレッジと変更・確認方法 レバレッジ制限

 

ボーナスは口座開設ボーナスと入金ボーナス(当サイト限定)

口座開設ボーナス入金ボーナス
ボーナス額5,000円5万円まで:入金の50%
5万円超~50万円:入金の20%
出金10ロットの取引+3万円の入金利益の出金のみ
有効期限90日なし
クッション機能ありあり

ボーナスは当サイトとのタイアップ企画で口座開設ボーナスが5,000円、入金ボーナスが50万円もらえます。

口座開設ボーナスは条件を満たすとボーナス自体の出金も可能で、「90日以内に10ロットの取引+3万円以上の入金」が必要になります。

入金ボーナスはボーナス5万円までが入金の50%、それ以上が50万円まで入金の20%が付与されます。

その他、通常の期間限定キャンペーンなどを開催しているので、以下のページを参考にしてください。

> MiltonMarketsの口座開設ボーナスと入金ボーナスキャンペーン

 

スプレッドは全体的に広め

平均スプレッドFLEX口座SMART口座
USDJPY1.88pips1.28pips
EURJPY2.28pips1.69pips
GBPJPY2.93pips2.00pips
AUDJPY2.60pips1.93pips
NZDJPY3.13pips2.11pips
EURUSD1.76pips1.12pips
GBPUSD2.23pips1.62pips
AUDUSD1.92pips1.20pips
AUDNZD2.92pips2.47pips
XAUUSD3.84pips3.14pips

スプレッドは24時間測定したところ、全体的に広い水準となりました。

XMと同じくらいか通貨ペアによってはXMより広くなったので、あまりスプレッドとしては期待できなそうです。

SMART口座もSTP方式となるため、取引手数料がかからず、スプレッドのみとなります。

> MiltonMarketsのスプレッド一覧 最大・最小スプレッドを調査

 

ロスカット水準はFLEX口座で20%

FLEX口座SMART口座
マージンコール50%100%
ロスカット水準20%50%

ロスカット水準はFLEX口座が20%、SMART口座が50%となっていて、FLEX口座の方がロスカットされにくくなっています。

15万円を超える場合はFLEX口座の方がレバレッジが高くロスカットされにくくなっています。

逆にSMART口座はロスカット水準が高めの設定になっているので、あまりギャンブル性の高いトレードは向いていない口座です。

 

ゼロカット保証で定期的にマイナス残高をリセット

MiltonMarketsではゼロカット保証制度があり、マイナス残高はMiltonMarketsが肩代わりしてくれ、トレーダーは追証をする必要がありません。

定期的にマイナス残高をリセットしてくれるので、マイナス残高が0になってから入金するようにしましょう。

もしマイナス状態で入金してしまっても、サポートに連絡をすれば対応してもらえます。

> Milton Markets ゼロカット保証制度

 

スリッページの保証もある

スリッページ保証の条件
・スリッページ幅1pips以上
・約定時間500ms以上
・約定時間がマーケットオープン・クローズ時前後60分以外
・約定時間が指標発表・ニュース等の前後30分以外

MiltonMarketsではスリッページ保証があり、スリッページ幅が1pips以上、約定時間が500ms以上の場合に保証があります。

条件を満たし、悪い方向で約定してしまった場合などは、MiltonMarketsが損失分を補填してくれます。

もし滑りが酷く、約定も時間がかかってしまった場合はMiltonMarketsのサポートに連絡してみると良いでしょう。

> Milton Markets スリッページ保証制度

 

Milton Marketsのデメリット

続いてMilton Marketsのデメリットを紹介します。

取引プラットフォームはMT4のみ

MiltonMarketsの取引プラットフォームはMT4のみで、MT5の取扱いはありません。

もしMT5で取引をしたい人は、別の業者を使うようにしましょう。

 

約定スピードはあまり早くない

MiltonMarketsの平均的な約定スピードはあまり早くなく、MT4でping値を見てみると230~250ms(約0.23秒~0.25秒)ほどかかります。

日本にサーバーが置いてあるAxioryなどは15ms(約0.015秒)ほどで約定するため、比較的遅い方に分類されると思います。

 

サーバー場所はオランダのアムステルダム

IPからサーバー場所を確認してみると、オランダのアムステルダムにありました。

オランダはExnessもオランダになり、XMはロンドンになります。

ユーロ圏はping値が0.25秒くらいかかるので、若干”もっさり感”は出るかもしれません。

 

複数口座の両建ては禁止

同一口座複数口座別業者
可能禁止禁止

MiltonMarketsでは同一口座の両建ては認められていますが、複数口座の両建てや別業者を使った両建ては禁止されています。

別業者を使ってボーナスアービトラージをした人が、MiltonMarketsに見つかって利益を没収され、口座凍結になった事例があるので、両建ては同一口座のみでやりましょう。

 

60日取引がないと休眠口座になり口座維持手数料が3000円かかる

MiltonMarketsでは60日間取引がないと休眠口座になり、口座維持手数料が毎月3,000円かかります。

比較的早く休眠口座になり、口座維持手数料も高めなので、取引しない場合は早めに出金する方が良いでしょう。

もしくは0.01ロットなどの小ロットでポジションを保有しておくと、休眠口座にならずに済みます。

 

分別管理のみで信託保全無し

MiltonMarketsの資産は分別管理はしていますが、万が一の信託保全はありません。

通常、国内のFX会社などは信託銀行に信託口座を作り、万が一の倒産時にはトレーダーに資金が返却される制度を取っています。

しかしMiltonMarketsでは信託保全がないため、万が一倒産した場合には、トレーダーに資金が返ってくる保証はないので気を付けましょう。

(海外には信託保全の制度が法律で定められていないことも多いため、信託保全をしていない業者が多いです)

 

まとめ

MiltonMarketsの特徴や評判について見てきました。

MiltonMarketsはそこまで大きな海外FX業者ではないため、口コミ等の数も少なかったですが、クリーンな運営を心掛けている業者です。

特別に口座開設ボーナスや入金ボーナスのタイアップを提案して頂いたので、当サイトから登録した場合は口座開設ボーナスやと入金ボーナスがもらえます。

ぜひボーナスを上手く利用して利益を上げていきましょう。

MiltonMarketsの公式サイトはコチラ

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