Exnessの口座タイプは5種類ありますが、どの口座が良いのか分からない人も多いと思います。
このページでは5種類の口座タイプの特徴やそれぞれの違い、おすすめ口座について解説していきます。
Exnessの口座はロースプレッド口座かゼロ口座を使うのがおすすめです。
では、詳しく比較していきます。
Exnessの口座タイプは5種類
スタンダード | セント | プロ | ロースプレッド | ゼロ | |
---|---|---|---|---|---|
レバレッジ | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
スプレッド(FX) | 広い | 広い | 狭い | 狭い | 狭め |
スプレッド(CFD) | 広い | 広い | 広め | 狭め | 狭い |
1ロット | 10万通貨 | 1000通貨 | 10万通貨 | 10万通貨 | 10万通貨 |
ロスカット水準 | 0% | 0% | 0% | 0% | 0% |
マージンコール | 60% | 60% | 30% | 30% | 30% |
入金額 | 10㌦~ | 10㌦~ | 10㌦~ 初回1000㌦ |
10㌦~ 初回1000㌦ |
10㌦~ 初回1000㌦ |
Exnessの口座タイプは5種類あり、それぞれ少しずつ特徴が違います。
セント口座は通常の口座の100分の1で取引ができる口座で、少額投資に向いています。
プロ口座、ロースプレッド口座、ゼロ口座はスプレッドが狭い口座となりますが、プロ口座とロースプレッド口座はFXのスプレッドが狭いです。
ゼロ口座はゴールドや原油、仮想通貨などCFDのスプレッドが狭くなっています。
スタンダード口座とセント口座は10ドルから入金額できるため、少額で取引したい人におすすめです。
スタンダード口座:少額入金可能なスプレッドが広い口座
初回入金 | 1ロット | ドル円 | ゴールド |
---|---|---|---|
10㌦~ | 10万通貨 | 1.42pips | 22.16pips |
スタンダード口座は10ドルから入金可能な一番オーソドックスな口座です。
スプレッドは他の口座と比べて広く、あまりメリットのない口座です。
初回入金1000ドルが可能ならロースプレッド口座かゼロ口座を使いましょう。
スタンダードセント口座:1ロットが1000通貨の小さな取引ができる口座
初回入金 | 1ロット | ドル円 | ゴールド |
---|---|---|---|
10㌦~ | 1000通貨 | 1.42pips | 22.16pips |
スタンダードセント口座は1ロットが1000通貨となり、通常の100分の1の通貨数でトレードができる口座です。
スプレッドなどの基本仕様はスタンダード口座と同じです。
トレードの練習やEAのフォワードテスト、ナンピンEAの小ロット稼働をしたい場合はセント口座を使いましょう。
プロ口座:即時約定のスプレッドが狭めの口座
初回入金 | 1ロット | ドル円 | ゴールド |
---|---|---|---|
1000㌦ | 10万通貨 | 0.96pips | 13.92pips |
即時約定は滑りのない注文方式で、注文を入れた金額で約定をする代わりにリクオート(約定拒否)が発生しやすい口座です
プロ口座は即時約定に特徴のある口座で、注文を入れた金額で約定し、滑って他の価格になることがない口座です。
注文を入れた金額で約定するため、ボラティリティーの高いタイミングではリクオート(約定拒否)が起こりやすくなっています。
FXのスプレッドはロースプレッド口座と同じくらい狭いですが、ゴールドなどのCFDのスプレッドはやや広めとなっています。
ロースプレッド口座:FXのスプレッドが狭い口座
初回入金 | 1ロット | ドル円 | ゴールド |
---|---|---|---|
1000㌦ | 10万通貨 | 0.98pips | 8.27pips |
※取引手数料を含めたスプレッド
ロースプレッド口座はFXのスプレッドが狭い口座で、プロ口座やゼロ口座と比べても全体的にFXのスプレッドが狭いです。
手数料としてはスプレッドとは別に取引手数料が1ロットあたり往復7ドルかかります。
(取引手数料を加味してもトータルコストが一番安くなります)
ゴールドや仮想通貨はゼロ口座の方がスプレッドが狭くなるため、FXメインの人はロースプレッド口座を選ぶと良いでしょう。
ゼロ口座:ゴールドや仮想通貨などCFDのスプレッドが狭い口座
初回入金 | 1ロット | ドル円 | ゴールド |
---|---|---|---|
1000㌦ | 10万通貨 | 1.12pips | 2.49pips |
※取引手数料を含めたスプレッド
ゼロ口座はスプレッド自体は非常に狭いですが、通貨ペアごとに取引手数料がの設定がある口座です。
FXのトータルコストやロースプレッド口座の方が狭いですが、ゴールドや仮想通貨などCFDはゼロ口座の方が狭くなります。
ゴールドや原油、ビットコインなどのボラの高いCFDをメインにしている人はゼロ口座を使いましょう。
おすすめ口座はロースプレッド口座かゼロ口座
Exnessでおすすめの口座はロースプレッド口座かゼロ口座です。
初回入金額1000ドル(約12万円)ほどになるので、少額で取引したい人には難しいかもしれませんが、2回目以降は10ドルから入金が可能です。
FXはロースプレッド口座の方がスプレッドが狭く、CFDはゼロ口座の方が狭いです。
もしゴールドや仮想通貨も取引する予定の人はゼロ口座を選択するようにしましょう。
口座タイプによる特徴・違いを比較
ここからはレバレッジやスプレッドなど、取引条件でそれぞれの口座の違いを比較していきます。
レバレッジは最大無制限でどの口座も同じ
口座残高 | スタンダード | セント | プロ | ロースプレッド | ゼロ |
---|---|---|---|---|---|
~999㌦ | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
~4,999㌦ | 2000倍 | 2000倍 | 2000倍 | 2000倍 | 2000倍 |
~29,999㌦ | 1000倍 | 1000倍 | 1000倍 | 1000倍 | 1000倍 |
30,000㌦~ | 500倍 | 500倍 | 500倍 | 500倍 | 500倍 |
※初期のレバレッジは2,000倍となっています。
レバレッジはどの口座を選択しても同じで、初期レバレッジは2,000倍で、条件を満たすと無制限レバレッジとなります。
999ドルまでが無制限で、それより証拠金が多くなると2,000倍になってしまうので注意しましょう。
また、週末週明けや、指標発表前後はレバレッジが制限されるので気を付けてください。
以下のページでレバレッジについて詳しく紹介しています。
> Exnessの無制限レバレッジの条件と証拠金・レバレッジ制限
スプレッドはロースプレッド口座かゼロ口座
スタンダード口座 | プロ口座 | ロースプレッド口座 | ゼロ口座 | |
---|---|---|---|---|
USDJPY | 1.42pips | 0.96pips | 0.98pips(0.28) | 1.12pips(0.42) |
EURJPY | 2.15pips | 1.37pips | 1.25pips(0.55) | 1.21pips(0.21) |
GBPJPY | 2.69pips | 1.67pips | 1.54pips(0.84) | 1.85pips(0.35) |
AUDJPY | 2.40pips | 1.47pips | 1.27pips(0.57) | 1.30pips(0.40) |
NZDJPY | 3.57pips | 2.45pips | 2.47pips(1.77) | 2.37pips(0.87) |
EURUSD | 1.12pips | 0.65pips | 0.74pip(0.04) | 0.74pip(0.04) |
GBPUSD | 1.56pips | 0.89pips | 0.93pips(0.23) | 1.03pips(0.13) |
AUDNZD | 2.85pips | 1.71pips | 1.40pips(0.70) | 1.41pips(0.61) |
XAUUSD | 22.16pips | 13.92pips | 8.27pips(7.57) | 2.49pips(0.89) |
(カッコ内)は取引手数料を除いたpips数(取引手数料:ロースプレッド口座7ドル、ゼロ口座4ドル~)
ExnessのスプレッドはFXで比べるとロースプレッド口座が一番狭くなっています。
プロ口座も同じくらい狭く、ゼロ口座はロースプレッド口座よりも少し広めになっています。
ゴールドや仮想通貨はゼロ口座がおすすめ
通貨ペア | 日本語訳 | スタンダード口座 | プロ口座 | ロースプレッド口座 | ゼロ口座 |
---|---|---|---|---|---|
XAUUSD | ゴールド/ドル | 22.2pips | 13.9pips | 7.6pips | 0.9pips |
XAGUSD | シルバー/ドル | 4.6pips | 2.9pips | 2.2pips | 0.4pips |
BTCUSD | ビットコイン/ドル | 5819.6pips | 3643.4pips | 1907.8pips | 1852.0pips |
BTCJPY | ビットコイン/円 | 7481.4pips | 4677.4pips | 3174.7pips | 2798.7pips |
ETHUSD | イーサリアム/ドル | 456.4pips | 285.5pips | 187.6pips | 186.9pips |
ゴールドや仮想通貨などCFDのスプレッドはゼロ口座が断然狭くなっています。
もしゴールドや仮想通貨でトレードする可能性がある場合は、ゼロ口座を選んでおくと良いでしょう。
> Exnessのスプレッド全通貨ペア一覧と口座別スプレッド比較
1ロットはセント口座だけ100分の1
スタンダード | セント | プロ | ロースプレッド | ゼロ | |
---|---|---|---|---|---|
1ロット | 10万通貨 | 1000通貨 | 10万通貨 | 10万通貨 | 10万通貨 |
最大ロット | 200ロット | 200ロット | 200ロット | 200ロット | 200ロット |
最小ロット | 0.01ロット | 0.01ロット | 0.01ロット | 0.01ロット |
※どの口座も21:00~6:59(GMT+0)は最大ロットが20ロットになります
ロットはスタンダードセント口座のみ1ロット1000通貨となっています。
最大ロットは200ロット(MT4時間21:00~6:59は最大20ロット)となり、最小ロットは0.01ロットです。
セント口座の最大ロットは「200 × 1000通貨 = 20万通貨」となり、スタンダード口座の2ロットとなります。
1ロットが小さいためトレードの練習やEAのフォワードテストなどに使いましょう。
ロスカット水準も0%でどの口座も同じ(マージンコールは違う)
スタンダード | セント | プロ | ロースプレッド | ゼロ | |
---|---|---|---|---|---|
ロスカット水準 | 0% | 0% | 0% | 0% | 0% |
マージンコール | 60% | 60% | 30% | 30% | 30% |
Exnessのロスカット水準はどの口座タイプでも0%となり、証拠金がなくなるまで取引を続けることが可能です。
ただ、マージンコール(ロスカット前のお知らせ)はスタンダード口座とセント口座が証拠金維持率60%、プロ口座とロースプレッド口座、ゼロ口座は30%となっています。
入金額はプロ・ロースプレッド・ゼロ口座は初回入金1000ドル
スタンダード | セント | プロ | ロースプレッド | ゼロ | |
---|---|---|---|---|---|
入金額 | 10㌦~ | 10㌦~ | 10㌦~ 初回1000㌦ |
10㌦~ 初回1000㌦ |
10㌦~ 初回1000㌦ |
入金額はスタンダード口座、セント口座は10ドルから可能ですが、プロ口座、ロースプレッド口座、ゼロ口座は初回入金が1000ドルとなっています。
2回目以降は10ドルから入金可能ですが、少額でトレードしたい人はスタンダード口座かセント口座を選ぶようにしましょう。
すべての口座でボーナス無し
スタンダード | セント | プロ | ロースプレッド | ゼロ | |
---|---|---|---|---|---|
入金額 | 無し | 無し | 無し | 無し | 無し |
Exnessはどの口座もボーナスはありません。
ただ、プレミアプログラムという取引量の多いトレーダー向けの優待プログラムはあります。
(どの口座タイプでもプレミアプログラムは参加可能です)
四半期毎の取引量が5000万ドル必要になりますが、ぜひ挑戦してみてください。
まとめ:FXはロースプレッド口座 ゴールドや仮想通貨はゼロ口座
Exnessの口座タイプの特徴や違いについて紹介して来ました。
全体的におすすめの口座やロースプレッド口座とゼロ口座になります。
FXの取引が多い場合はロースプレッド口座を選択し、CFDの取引が多い場合はゼロ口座を選択すると良いでしょう。
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