海外FXで利益が出た時のふるさと納税利用方法とおすすめ返礼品

海外fx ふるさと納税

海外FXで利益が出た時は、ふるさと納税を活用することで返礼品をもらいながら節税をすることができます。

ここではふるさと納税の利用方法やおすすめの返礼品について解説していきます。

ふるさと納税での確定申告やワンストップ特例制度についても紹介します。

 

鶏冠井悠二
著者
【この記事の著者】
CFP,1級FP,証券外務員一種,投資診断士
㈱ナゴウェブ 鶏冠井悠二

海外FX比較ナビの運営をする海外FX歴5年の現役トレーダー。多数の海外FX業者を実際に利用し、自身の経験を基に記事作成を行なう。トレーダーに役立つ様々なツールも開発。EAのバックテストは200以上の実績があり、数十のEAを稼働中。

海外FXでも利用できるふるさと納税とは?

参照:ふるなび

ふるさと納税とは、地方創生を主目的とした寄附金税制の一つで、自分の故郷や応援したい自治体など、好きな自治体を選んで寄付ができる制度のことを言います。

寄附をすることで返礼品がもらえ、寄付額2,000円を超える部分について、所得税および個人住民税からそれぞれ控除が受けられます。

海外FXで利益が出た場合も、ふるさと納税を活用することで所得税と住民税を抑えることが可能となります。

ただし、ふるさと納税は所得によって上限があるので、上限を超えないように寄附する必要があります。

 

もらえる返礼品は食べ物がメイン

参照:さとふる

ふるさと納税で寄附をすることにより、もらえる返礼品は「食べ物」がメインになります。

基本は食べ物や飲み物が多く、その地域の特産品や加工食品などがあります。

時期によっては旬の野菜やフルーツなどももらえるので、普段買わない高級なフルーツやお肉をもらったり、保存の効く食品を購入するのがおすすめです。

また、後半で紹介しますが、クリスマス用のチキンやお節料理など、イベントごとで購入する食べ物を買うのもおすすめです。

 

ふるさと納税サイトによっては家電を選ぶことができる

参照:ふるさとプレミアム

ふるさと納税は食べ物だけでなく、ふるさと納税サイトによっては家電なども取り扱っています。

例えばふるさとプレミアムで茨城県日立市に寄付をすると、HITACHIの家電が返礼品としてもらえます。

我が家でもHITACHIの炊飯器や空気清浄機、掃除機を返礼品としてもらったことがあり、食べ物以外でも必要に応じて家電をもらうのがおすすめです。

他のサイトでもトースターや体重計、ふとん乾燥機なども返礼品として取り扱っているので、必要なものをもらうと良いでしょう。

 

高級食品だけでなく定期便で普段の食品も

ふるさと納税でもらえる返礼品はちょっと高級なものが多いイメージですが、定期便のふるさと納税の場合は、普段の食卓で利用する食品をもらうことができます。

お米やお肉、野菜などを3回~12回の定期便でもらうことができるので、ぜひ利用すると良いでしょう。

お米や水、お酒などの重たいものや、保存の効くお肉などを頼んでも良いと思います。

 

返礼品は自宅以外にも送ることができる

ふるさと納税の返礼品は自宅以外にも送ることができます。

ですので、実家や兄弟など、親族に返礼品も送ることができるので、ギフトとして贈ることも可能です。

私の場合は毎年お節料理を実家に送るようにしていますが、ふるさと納税を利用しながら両親やお世話になった人に孝行しても良いでしょう。

ふるさと納税のお礼と控除証明書は別で届くので、ギフトとして贈る場合でも有効です。

 

ふるさと納税額の上限目安と計算方法

参照:総務省 ふるさと納税のしくみ

本人の給与収入独身・共働き夫婦※共働き+子1人(高校)共働き+子1人(大学)夫婦+子1人(高校)共働き+子2人(高校+大学)夫婦+子2人(高校+大学)
300万円28,00019,00019,00015,00011,0007,000
350万円34,00026,00026,00022,00018,00013,0005,000
400万円42,00033,00033,00029,00025,00021,00012,000
450万円52,00041,00041,00037,00033,00028,00020,000
500万円61,00049,00049,00044,00040,00036,00028,000
550万円69,00060,00060,00057,00048,00044,00035,000
600万円77,00069,00069,00066,00060,00057,00043,000
650万円97,00077,00077,00074,00068,00065,00053,000
700万円108,00086,00086,00083,00078,00075,00066,000
750万円118,000109,000109,000106,00087,00084,00076,000
800万円129,000120,000120,000116,000110,000107,00085,000
850万円140,000131,000131,000127,000121,000118,000108,000
900万円151,000141,000141,000138,000132,000128,000119,000
950万円163,000154,000154,000150,000144,000141,000131,000
1,000万円176,000166,000166,000163,000157,000153,000144,000
1,500万円389,000389,000377,000373,000377,000361,000361,000
2,000万円564,000564,000552,000548,000552,000536,000536,000
2,500万円849,000849,000835,000830,000835,000817,000817,000

※夫婦はふるさと納税を行う方の配偶者に収入がないケースを指します

上限額
所得税:総所得金額の40%
住民税:総所得金額の30%

ふるさと納税の計算方法は非常に複雑なため、上記の表を参考にして頂くか、以下の税金計算ツールにふるさと納税額が表示されるようになっているので、参考にしてください。

> 海外FX税金計算ツール

税理士に計算して頂いているので、基本的には正しい計算額となっています。

ただし、住民税は自治体によって金額が若干違うため、参考程度にお使いください。

 

ふるさと納税の活用方法

ふるさと納税を最大限に活用する方法を紹介します。

ポイントサイトを利用する

まずふるさと納税の利用はポイントサイトを利用しましょう。

ポイントサイトを経由して寄附をすると、寄付金額の3%~7%ほどのポイントが付きます。

10万円の寄付金で7%のポイントが付くと7,000円が戻ってくる計算になります。

寄附の自己負担額は2,000円なので、実質的に5,000円のお金をもらいながら寄附することになります。

ぜひポイントサイトは利用するようにしましょう。

個人的には、毎年モッピーのふるさとプレミアムを利用していて、非常におすすめです。

 

クレジットカードで支払いをする

ふるさと納税の寄附は、現金ではなくクレジットカードを利用するようにしましょう。

クレジットカードを利用することで、支払金額の0.5%~1%ほどのポイントが貯まります。

上で説明したポイントサイトと合わせて利用するようにしましょう。

 

楽天ふるさと納税は楽天ポイントで支払える

楽天ふるさと納税は現金以外にも楽天ポイントで支払うことが可能です。

現金を使わずにふるさと納税を利用したい人にはおすすめです。

楽天ポイントで支払っても所得税と住民税の控除は受けられるので、楽天ポイントを貯めている人はぜひ利用しましょう。

 

おすすめのふるさと納税返礼品

最後におすすめの返礼品を紹介します。

基本は好きなものを選べば良いですが、お得な返礼品もあるので紹介します。

 

もも(9月)やシャインマスカット(9~10月)などの高級フルーツ

ももやシャインマスカットなど、普段はなかなか買わない高級なフルーツを頼むのもおすすめの1つです。

私の場合は夏頃にマンゴーを頼むこともあります。

フルーツは時期があるので、あらかじめ計画を立てながら利用すると良いでしょう。

 

米や肉の定期便(普段使いが可能)

参照:楽天ふるさと納税

お米やお肉、野菜などを3回~12回の定期便で送る返礼品もあります。

これらは高級品というよりも普段使いで利用できるものが多く、コスパが非常に良いです。

荷物になるお米や、冷凍保存ができるお肉などを選ぶと、家計の助けにもなっておすすめです。

 

家電

ふるさと納税サイトによっては家電を選ぶこともでき、トースターやコーヒーメーカーなどの電化製品を選ぶことができます。

上で紹介したふるさとプレミアムでは日立市でHITACHI製品を選ぶことも可能です。

家電が必要になった時は、ふるさと納税サイトをいくつか探して、家電を選ぶようにしましょう。

 

クリスマスチキンやお節料理

クリスマス用のチキンやお節料理など、年間のイベントごとの食品を選ぶこともできます。

その時期のちょっと前から返礼品が出回りますので、計画的に利用するのがおすすめです。

 

ふるさと納税の確定申告について

ふるさと納税はワンストップ特例制度を使えば確定申告は不要ですが、元々申告の必要がある人は確定申告でふるさと納税の所得控除をする必要があります。

ふるさと納税は1月1日~12月31日までの期間で計算

ふるさと納税は1月1日~12月31日までの期間となりますので、12月末までに寄附するようにしましょう。

12月頃に会社から源泉徴収票が出てきますので、それを元にふるさと納税の上限額をチェックすると良いです。

確定申告をする場合は翌年の2月16日~3月15日までに申告するようにします。

 

ワンストップ特例制度を使えば確定申告不要

参照:【完全版】ワンストップ特例制度の期限・書き方

ワンストップ特例制度の条件
・1年間の寄附が5つ以内の自治体の場合のみ利用可能
・寄附の時に「ワンストップ特例制度を利用する」にチェック
・寄付先の自治体に申請用紙と指定の身分証明書を提出する

元々確定申告をしていないサラリーマンなどの給与所得者は、ワンストップ特例制度を使うことで確定申告が不要になります。

1年間で5つ以内の自治体への寄附が条件となりますが、申告用紙と指定の身分証明書を寄付先の自治体に送る必要があります。

 
送る書類の組合せ
参照:【完全版】ワンストップ特例制度の期限・書き方

身分証明書はマイナンバーカードの表裏の組合せか、通知カードまたは住民票の写し+免許証またはパスポート、通知カードまたは住民票の写し+健康保険証のコピーまたは年金手帳のコピーまたは公的書類のコピーが必要です。

マイナンバーカードがあれば表裏の2枚だけでOKなので、マイナンバーカードを使うようにしましょう。

 

確定申告する場合は寄付金控除に記入

確定申告をする人は寄付金控除の箇所にふるさと納税の控除額を記入します。

ふるさと納税による控除額は「ふるさと納税額」と「所得金額の合計(第一表(5)の金額)×40%」の少ない方の金額-2000円となります。

 

海外FXのふるさと納税でよくある質問

海外FXのふるさと納税に関するよくある質問です。ぜひ参考にしてください。

海外FXで利益が出た時のふるさと納税限度額はいくらになりますか?
限度額は所得金額によって変わるので、下記の税金計算ツールで確認してみてください。
おすすめの返礼品を教えてください。
普段買わない高級なフルーツや米や肉の定期便、お節料理あたりがおすすめです。
ふるさと納税活用のコツを教えてください。
ポイントサイト経由でふるさと納税を利用し、クレジットカード支払いをすると、自己負担よりも多くのお金が返ってきます。
ふるさと納税を利用することで海外FXが会社にばれますか?
いいえ、ばれることはありませんが、確定申告の際に「自分で納付」にマルを付けるようにしてください。
海外FXで損失が出た時でもふるさと納税が出来ますか?
会社での給料も含めた給与所得に応じてふるさと納税が可能となります。

 

まとめ

海外FXで利益が出た場合のふるさと納税の活用方法と計算方法、おすすめの返礼品について紹介して来ました。

海外FXの場合は利益の先読みがしにくいので、年末に駆け込みで依頼することが多くなると思います。

一気に頼むと冷蔵庫がパンパンになるので、定期便を利用したり、常温保存ができる食品を選んでも良いと思います。

ぜひ上手く利益を上げて、ふるさと納税を大いに活用するようにしましょう。

コチラの税金計算ツールにふるさと納税額が表示されるようになっているので、ふるさと納税の上限額をチェックしてみてください。

> 海外FX税金計算ツール

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