Valutradesの特徴と評判 口コミ・安全性と現地調査レポート

valutrades 評判

Valutradesの特徴や評判、現地調査レポートを紹介していきます。

Valutradesは金融ライセンス先のイギリスとセーシェルの現地調査もしています。

ボーナスなどは一切ありませんが、スプレッドが狭く、Abookと言われている業者なので、ぜひ利用してみると良いでしょう。

Valutradesの公式サイトはコチラ

 

鶏冠井悠二
著者
【この記事の著者】
CFP,1級FP,証券外務員一種,投資診断士
㈱ナゴウェブ 鶏冠井悠二

海外FX比較ナビの運営をする海外FX歴5年の現役トレーダー。多数の海外FX業者を実際に利用し、自身の経験を基に記事作成を行なう。トレーダーに役立つ様々なツールも開発。EAのバックテストは200以上の実績があり、数十のEAを稼働中。

Valutradesとはどんな会社?

サービス名 Valutrades
会社名 Valutrades Limited/イギリス
Valutrades (Seychelles) Limited/セーシェル
住所 51 Eastcheap London, EC3M 1JP, United Kingdom/イギリス
F20, 1st Floor, Eden Plaza Eden Island, Seychelles/セーシェル
電話番号 +44 (0) 20 3141 0888/イギリス
設立 2012年
金融ライセンス イギリス(FCA)
セーシェル(FSA)
WEBサイト https://www.valutrades.com/ja
問い合わせ support@valutrades.sc

Valutradesは2012年に設立された金融ブローカーで、イギリスとセーシェルの2つのライセンスを取得して活動しています。

規模感はかなり小さいですが、完全Abookとの情報もあり、日本語対応になったいたため掲載させて頂きました。

私自身も利用していますが、スプレッドは狭く、今のところ問題はありません。

 

Valutradesはブラジル、イギリス、スペインでの利用者が多い

Valutradesがどの国でよく検索されているのか検索ツールで調べてみると、ブラジルが一番多く、続いてイギリスやスペインでの利用が多かったです。

日本での利用者はかなり少なく、月間で検索される回数はわずか40回となっていました。

 

Valutradesの現地調査レポート

Valutradesの金融ライセンス先であるイギリスのロンドンと、セーシェルの現地調査をしました。

Valutradesではイギリスとセーシェルのライセンスを選んで口座開設をすることができます。

 

Valutradesのイギリスロンドンのライセンス先

Valutradesが登記しているビルの外観

ValutradesのイギリスFCAのライセンス先の住所地に行きました。

コチラが登記している住所地の外観です。

レンタルオフィスのwework

住所地はweworkというレンタルオフィスになっていました。

レンタルオフィスを使って登記をしているようです。

weworkの入ってすぐの写真

weworkに入ってすぐの写真です。

受付をしてから入る仕組みになっています。

レンタルオフィスの内観

レンタルスペースの内観です。

非常に広く、おしゃれな内観でした。

 

セーシェルの金融ライセンス先

Valutradesのセーシェルのライセンス先の調査をしました。

セーシェルはアフリカ大陸東にあるマダガスカル島の北東に位置し、そこで金融ライセンスを取得して運営をしています。

エデンプラザ

IC Marketsのセーシェル登記先は、エデンプラザというショッピングモールに入っています。

エデンプラザ2階のValutradesのテナント

エデンプラザの2階にValutradesのテナントがありました。

コチラのフロアには、XMやIC Marketsなどのテナントもあり、海外FX業者や管理会社がいくつか入っています。

 

Valutradesの評判と口コミ

Valutradesの口コミをTwitterで見てみると情報量はかなり少なく、知る人ぞ知る海外FX業者のようです。

Abookで日本語対応の業者を探していくと見つかります。

現在は日本語ホームページにも対応し、日本人スタッフもいるため、サポート対応も万全です。

 

Valutradesの特徴とメリット

Valutradesの特徴とメリットを紹介します。

レバレッジは500倍(イギリスは30倍)

イギリス セーシェル
30倍 500倍

Valutradesのレバレッジはどちらのライセンス先で口座を作るかで変わり、イギリスは30倍、セーシェルは500倍となります。

レバレッジを考えるとセーシェルの方で口座開設をする方がおすすめです。

イギリスの方は金融ライセンスの兼ね合いで30倍となりますが、プロフェッショナル口座の場合は500倍のレバレッジを作ることも可能です。

5万ドル以上の残高でレバレッジが制限される

口座残高 レバレッジ制限
~5万ドル 500倍
5万~10万ドル 200倍
10万ドル~ 100倍

Valutradesでは口座残高が一定数を超えるとレバレッジが制限されます。

5万ドル(約650万円)まではレバレッジが500倍で制限はありませんが、5万ドルを超えると200倍、10万ドルを超えると100倍となります。

ほとんどの人は5万ドル以内におさまると思いますが、大口のトレーダーさんは口座残高に注意するようにしましょう。

 

スプレッドはECN口座が狭い

Original口座 ECN口座
USDJPY 1.79pips 0.99pips(0.39)
EURJPY 2.45pips 1.65pips(1.05)
GBPJPY 2.5pips 1.7pips(1.1)
AUDJPY 2.58pips 1.68pips(1.08)
NZDJPY 2.66pips 1.76pips(1.16)
EURUSD 1.55pips 0.75pips(0.15)
GBPUSD 1.85pips 1.05pips(0.45)
AUDUSD 1.96pips 1.06pips(0.46)
AUDNZD 3.25pips 2.35pips(1.75)
XAUUSD 3.01pips 1.71pips(1.11)

(カッコ内)は取引手数料を除いたpips数(取引手数料:往復6USD)

Valutradesのスプレッドを24時間測定してみましたが、ECN全体的に非常に狭く、AxioryやTitanFXと同じくらいの水準となりました。

ThreeTraderやAxi、Tradeviewほどは狭くなかったです。

Original口座のスプレッドはあまり狭くありませんでした。

 

両建ては複数口座運用は可能

同一口座 複数口座 複数業者
認められている 認められている 認められている

Valutradesの両建ては、同一口座だけでなく、複数口座や複数業者を使っても問題ありません。

ただし、ゼロカット狙いの両建てや、ボーナスアービトラージ、レイテンシーアービトラージなどを狙った悪質な両建てについては禁止されています。

あくまで通常利用として両建てになるのは問題ないので、自動売買などを使った一時的な両建ては大丈夫です。

 

顧客資金は信託保全している

Valutradesは顧客資金を信託保全していて、バークレイズ銀行、ロイズ銀行、NatWest(ナショナル・ウエストミンスター)銀行に信託しています。

万が一の場合でも、顧客資金は補償されるため、安心して利用することが可能です。

参考:Valutradesで取引する7つのメリット

 

Valutradesのデメリットと注意点

Valutradesのデメリットと注意点について紹介します。

ロスカット水準は50%で少し高め

ロスカット マージンコール
50% 100%

Valutradesのロスカット水準は50%となり、海外FXの中では少し高めの水準となります。

他の業者は20%くらいでロスカットになりますが、Valutradesは50%でロスカットされてしまうため、多めに資金を入れるようにしましょう。

 

ゼロカットはアカウント全体で適用される

参照:Valutrades はマイナス残高保護を提供していますか?

Valutradesのゼロカットは口座ごとではなくアカウント全体で適用されます。

もしA口座でマイナス残高になっても、B口座の方に資金が残っていれば、マイナス残高の補填はありません。

もしゼロカットされるようなハイレバトレードをする場合は、1つの口座のみで運用するようにしましょう。

マイナス残高の解消にかかる時間は、最大で24時間以内の補填対応となります。

 

ボーナスやキャッシュバックは一切無し

Valutradesはボーナスやキャッシュバックなどのプロモーションは一切無く、スプレッドや約定に力を入れています。

Valutradesはキャッシュバックサイトとの提携もないので、特にキャッシュバックを受けることはできません。

また、自己アフィリエイトもできないので、特にそのような特典は無いので注意しましょう。

 

まとめ

Valutradesの特徴や評価、現地の調査レポートについて紹介して来ました。

Valutradesはスプレッドが全体的に狭く、Abookと言われている業者の1つです。

ボーナスやキャッシュバックは一切ありませんが、ぜひ利用していきましょう。

Valutradesの公式サイトはコチラ

コメント

  1. Valutrades実際のオフィス訪問記録を探していたので、とても助かります!
    やはり両方レンタルオフィスなのですね。
    ありがとうございます。

    1点、Valutradesは完全Abookではありません。(Abookの定義が私と筆者様で違うだけかもしれませんが…)

    ValutradesはFCAライセンスカテゴリでは、「IFPRU €730k firm」なので、いわゆるフルライセンス企業です。

    そのため、取次専用免許の完全ABook企業ではありません。

    Valutradesがほかの有名海外FX業者よりも優れている企業であることは、間違いないと思っています。

    • ありがとうございます。
      セーシェルはテナントなので、小さいですが従業員がいると思われます。
      イギリスは本拠地だと思って調査したところ、レンタルオフィスで残念でした。

      IFPRU €730k firmはプリンシパルなのですね。勉強になりました。