TitanFXの特徴と評判 口コミ・安全性と現地調査レポート

4.2

titanfx 評判

TitanFXはバヌアツとオーストラリアを本拠地とする海外FX業者で、スプレッドの狭さや約定力の強さに特徴があります。

このページではTitanFXの良い評判と悪い評判をSNS情報を元に見ていきます。

TitanFXは何度も打ち合わせをしたことがありますが、非常に誠実で顧客のトレード環境を良くするために努力している会社です。

また、TitanFXの本拠地・ライセンス先であるバヌアツを現地調査したので参考にしてください。

TitanFXの評価 4.2

ボーナス キャッシュバック レバレッジ スプレッド ロスカット
0点 2点 6点 9点 8点
ゼロカット スキャルピング サポート対応 ライセンス/補償 安全,透明性
9点 10点 10点 10点 8点
このページで分かること
  • TitanFXを使った人の評判が分かる
  • TitanFXのスプレッドやレバレッジなど特徴が分かる

TitanFXの公式サイトはコチラ

 

鶏冠井悠二
著者
【この記事の著者】
CFP,1級FP,証券外務員一種,投資診断士
㈱ナゴウェブ 鶏冠井悠二

海外FX比較ナビの運営をする海外FX歴5年の現役トレーダー。多数の海外FX業者を実際に利用し、自身の経験を基に記事作成を行なう。トレーダーに役立つ様々なツールも開発。EAのバックテストは200以上の実績があり、数十のEAを稼働中。

TitanFXとはどんな会社?

titanfx

サービス名 TitanFX
会社名 Titan FX Limited
(旧社名:TI SECURITIES LIMITED)
住所 1st Floor, Govant Building, Kumul Highway, Port Vila, Vanuatu
電話番号 +64 800 461 269
設立 2014年
金融ライセンス バヌアツ(VFSC)
ライセンス番号:40313
グループ会社/ライセンス Titan Markets(モーリシャス)
WEBサイト https://titanfx.com/ja
問い合わせ https://titanfx.com/about-us/contact
その他 The Financial Commissionの加盟

TitanFXは2014年に設立された海外FX業者でバヌアツで金融ライセンスを取得し、日本で長く運営を行っているブローカーです。

金融ライセンスはバヌアツ以外にもモーリシャスのライセンスを取っていますが、こちらはTitan Marketsというグループ企業で、アフリカやアジアへの運営に使っていく予定とされています。

TitanFXは日本から撤退したPepperstoneの元メンバーが設立したと言われており、Pepperstoneと取引条件が非常に似ています。

Pepperstoneはオーストラリアのライセンスのため日本への営業ができないため、TitanFXとして営業活動をしているとの情報です。

 

TitanFXは日本での利用者が多い

TitanFXを検索ツールで調べてみると、日本での検索が圧倒的に多く、ほとんど日本向けにサービスを行っているようです。

Pepperstoneの元メンバーが作った会社との情報もあり、PepperStoneが日本から撤退した2014年にTitanFXが誕生していることから、関連性が高い可能性があります。

スプレッドなどのスペックもPepperStoneとほぼ一緒となっています。

 

当サイトのTitanFXの評価

TitanFXの総合評価:72点/100点

ボーナス キャッシュバック レバレッジ スプレッド ロスカット
0点 2点 6点 9点 8点
ゼロカット スキャルピング サポート対応 ライセンス/補償 安全,透明性
9点 10点 10点 10点 8点
TitanFXのメリット
スプレッドが狭く約定力が高い。口座残高が高くてもレバレッジ制限が無い。万が一の全額信託保全。期間限定でキャッシュバックあり

TitanFXのデメリット
ボーナスは無く期間限定のキャッシュバックのみ。他にもっとスプレッドが狭い業者がある。

口座開設ボーナス:なし
入金ボーナス:なし
キャッシュバック:期間限定キャッシュバックあり
レバレッジ:500倍(残高による制限なし)
スプレッド:ドル円1.01pips、ユーロドル0.85pips
ロスカット:20%
ゼロカット:採用
スキャルピング:無制限に可能
サポート対応:サポート、公式サイトともに日本語対応
ライセンス/補償:バヌアツ(VFSC)、全額補償
情報提供元:TitanFX公式サイト

TitanFXの当サイトの評価はかなり良く、ボーナスが無いのがデメリットですが、スプレッドは狭く約定力があります。

TitanFXは国内にサーバーが2台あるため、約定スピードも速いです。

また、口座残高によるレバレッジ制限がないのため、大きな資金を入れてトレードする人におすすめの業者となっています。

信託保全も完全補償となっていて、万が一TitanFXが倒産したとしても、ナショナルオーストラリア銀行(NAB)から全額補償されます。

 

安全性の評価:少額出金は早いが200万円を超えると審査

4.2

TitanFXは少額の出金は機械的に行なうようで、出金はかなり早いです。

ただ200万円を超えると審査が入るようで、少し時間がかかります。

一部のSNS投稿では出金拒否の情報(スクリーンショットなどの証拠無し)があったため、星4にしています。

鶏冠井悠二
1級ファイナンシャルプランナー,証券外務員一種
鶏冠井悠二のコメント

私もTitanFXでたくさんのトレードをしていますが、今のところ出金でトラブルになったことはありません。
高額出金になると審査が入るので、悪質なゼロカット狙いの両建てが無いように気を付けましょう。

 

TitanFXの現地調査レポート

TitanFXの本拠地兼金融ライセンス先のバヌアツを現地調査しました。

オーストラリアでの活動もありますが、レンタルオフィスを使っているようで、特に登記されている拠点は無さそうです。

 

TitanFXの主な活動はバヌアツとオーストラリア

TitanFXの主な活動拠点はバヌアツとオーストラリアになります。

バヌアツにも実際に会社があり、従業員もいますが、オーストラリアではリモートでの活動や、レンタルオフィスなどを使った活動も行われているようです。

オーストラリアにはTitanFXの会社はないので、本拠地としてはバヌアツになります。

 

日本向けライセンスはバヌアツ

TitanFXの金融ライセンス先であるバヌアツは、、オーストラリアの東側にある島国となります。

他のオーストラリアに本拠地を持つ業者もバヌアツで金融ライセンスを取得することが多いようなので、バヌアツと言ったらオーストラリアに本拠地があると思っても良さそうです。

バヌアツ

TitanFXの入っているビル

バヌアツにあるTitanFXの住所に行ってみると、このようにビルにTitanFXの看板が掲げられていました。

IB担当者に聞いて見ても、実際にバヌアツにオフィスがあり、しばらくバヌアツで働いていたことは伺っていましたが、しっかりと会社があります。

ビル1階の案内板

ビル内は様々な業者が入っていますが、2階はすべてTitanFXになっているようです。

ビルはそれなりの大きさだったので、数十人規模の従業員がいるものと思われます。

2階の入り口手前

2階に上がってみると、TitanFXのロゴがネオンで輝いていました。

(隣のロゴはTitanFXのグループ会社「Trade Next」でインド向けの運営となります)

2階はTitanFXが完全に独占しているようです。

 

TitanFXの良い評判とメリット

TitanFXの良い評判とメリットを見ていきましょう。

 

スプレッドは比較的狭め

平均スプレッド スタンダード口座 ブレード口座
USDJPY 1.28pips 1.01pips(0.31pips)
EURJPY 1.43pips 1.07pips(0.37pips)
GBPJPY 2.38pips 2.04pips(1.34pips)
AUDJPY 1.76pips 1.44pips(0.74pips)
NZDJPY 1.9pips 1.47pips(0.77pips)
EURUSD 1.24pips 0.85pips(0.15pips)
GBPUSD 1.75pips 1.35pips(0.65pips)
AUDUSD 1.12pips 0.83pips(0.13pips)
AUDNZD 1.92pips 1.55pips(0.85pips)
XAUUSD 1.99pips 2.43pips(1.73pips)

(カッコ内)は取引手数料を除いたpips数(取引手数料:往復7ドル)

TitanFXのスプレッドは比較的狭く、ブレード口座は取引手数料を合わせてもスタンダードよりも狭くなります。

スタンダード口座のスプレッドは、他の業者と比べると比較的狭めになっているので、STP口座でトレードしたい人にもおすすめです。

関連:Titanfxのスプレッド一覧 – 平均スプレッドと手数料

 

レバレッジは500倍で残高による制限なし

スタンダード口座 ブレード口座
レバレッジ 500倍 500倍

参照:TitanFX 口座タイプ

TitanFXは最大500倍のレバレッジをかけて取引を行なうことが出来ます。

仮想通貨以外のCFDもレバレッジ500倍なので、ゴールドや原油、株価指数も500倍レバレッジでトレードが可能です。

また、口座残高によるレバレッジ制限もないので、トレード資金が多い人にもおすすめです。

関連:TitanFXの500倍レバレッジ 設定と変更・レバレッジ制限

 

ボーナスは期間限定でキャッシュバックキャンペーンがある

期間 対象通貨ペア キャッシュバック金額 参加条件
2022/12/29~2023/1/9 40万円の旅行券や現金30万円など 3.5万円以上~の3段階入金+一定の取引
2022/11/21~25 1ロット300円 75,000円の入金+取引

TitanFXでは常に開催しているボーナスはありませんが、期間限定でキャッシュバックキャンペーンを開催することがあります。

ボーナスではなくキャッシュバックとなり、一定の取引ロット数を満たすと現金や景品をもらうことができます。

現金は出金することが可能なので、キャンペーンを開催した時は、ぜひ参加するようにしましょう。

関連:TitanFXのボーナスはあるの? TitanFXのボーナスキャンペーン

 

スキャルピングは無制限でOK

スキャルピングは超高速取引のことで、デイトレードよりも頻繁に(数秒に1回・数十秒に1回)取引をします。

「海外FX = スキャルピング」と言われるほど、おすすめの取引方法で、資産を一気に増やすことが出来ます。

 
TitanFXの公式サイトでのスキャルピングについて
TitanFX スキャルピングOK

TitanFXはスキャルピングを正式に認めています。

スキャルピングをするなら低スプレッドのブレード口座で行なうと良いでしょう。

TitanFXはストップレベルがゼロなので、損切りラインの設定に便利です。

 

約定力は比較的高い

TitanFXはニューヨークのEQUINIX(エクイニクス)社のNY4金融データセンター内に配置されていて、非常に約定スピードが速いのが特徴です。

エクイニクス社のデータセンターが速い理由
多くのLP(リクイデティプロバイダー)が設置している高速通信のデータセンター。

エクイニクス社の約定スピードが速いのは、注文の発注(FX業者のサーバー)と受注(LPのサーバー)が同じデータセンター内にあるからです。

TitanFXは上で紹介したゼロポイントテクノロジーと、エクイニクス社のサーバーを使い、高速約定を実現しています。

参照:TitanFX サーバーとECN

 

追証なしのゼロカットだが複数口座運用には注意

タイミング 次のロールオーバー後・もしくはマイナスのスクショをメール
別口座 複数口座の両建ての場合はゼロカット対象外

参照:TitanFX 取扱商品

TitanFXは「追証無しのゼロカットシステム」を採用していて、万が一、マイナス残高が発生してもTitanFXがマイナス分を補填して残高を0に戻してくれます。

TitanFXのゼロカットは、1日1回、ロールオーバー後に自動的にゼロカットになります。

急ぎでゼロカットして欲しい人は、マイナス残高のスクリーンショットを指定アドレスに送る必要があります。

TitanFXのゼロカットは口座単位になったので、別口座のポジションは影響を受けませんが、ゼロカット狙いの両建ての場合はゼロカット対象外になります。

ゼロカットの流れ
  1. マイナス残高発生
  2. ロールオーバーまで待つ・スクリーンショットを付けて申請
  3. 残高のリセット(残高0円)
  4. 入金をする

 

TitanFXのデモ口座は無期限化が可能

有効期限 証拠金
デモ口座 開設から30日 500万円

参照:TitanFX デモ口座

TitanFXのデモ口座は、デモ口座作成から30日間使用することができます。

有効期限が短めなので、期限が切れたら再度デモ口座を作るか、ライブ口座を持っている人ならTitanFXに連絡を取れば無期限化してくれます。

証拠金は500万円か、ドルにすれば500万ドルとなって円の100倍ほどの証拠金になります。

ぜひトレードの練習やEAのテストなどで使用しましょう。

関連:TitanFXのデモ口座開設方法とMT4デモトレードの期間

 

TitanFXのMT4とMT5で取引可能

mt4 mt5

MT4 MT5

参照:MT4MT5

TitanFXの取引プラットフォームはMT4とMT5があり、ダウンロード版とWEB版、スマホの場合はアプリもあります。

TitanFXではTitanFX Socialというコピトレシステムを使ってトレードすることも可能です。

関連:TitanFXのMT4ダウンロードから取引の方法

 

TitanFXの信託保全はオーストラリアNAB銀行にて全額補償

信託保全の有無 補償内容 管理銀行
信託保全 全額補償 オーストラリア NAB銀行

参照:TitanFX 銀行情報

TitanFXは完全信託保全では無く、ナショナルオーストラリア銀行(NAB)に全額信託保全になっています。

TitanFXは万が一、倒産した場合でも全ての資金が補償されるので安心です。

世界の銀行ランキング・格付けトップレベルで日本のメガバンク(三菱UFJ銀行など)よりも安全性の格付けが高いです。

信託保全とは?
信託保全とは信託銀行などにFX業者が投資家から預かった投資資金(預託金)を委託すること。

(日本のFX業者は法律上、全て信託保全となっている)

信託された財産は基本的にFX業者が倒産しても影響をうけず、顧客資産として保全されている。

 

TitanFXの悪い評判とデメリット

続いてTitanFXの悪い評判やデメリットについて見ていきましょう。

両建てはOKだがゼロカット狙いは対象外になる

両建て取引を行って頂くことは可能ですが、ゼロカット狙い等、
弊社で不正とみなした場合はゼロカットの対象外とさせて頂いております。

弊社では、基本的に取引手法、EA利用に制限はございません。
スキャルピング、両建て、マーチンゲール等でお取引頂くことは可能です。
ただし、取引インフラの弱点を利用し利益をあげる取引方法(アービトラージ等)は、
禁止とさせて頂いております。

同一口座の両建て 複数口座の両建て 別業者の両建て
可能 ゼロカット狙いは対象外 ゼロカット狙いは対象外

TitanFXは両建ては全てOKですが、ゼロカット狙いは禁止されています。

また取引インフラの弱点を利用し利益をあげる取引方法(アービトラージ等)も禁止です。

複数口座を使って普通に運用するのであれば良いですが、ナンピンEAを複数口座で稼働するなど、ゼロカット狙いを思われる可能性がある場合は止めておきましょう。

 

TitanFXの金融ライセンスはバヌアツで信用力は低め

日本向け その他
バヌアツ(VFSC)

参照:TitanFX ライセンス情報

TitanFXが取得しているバヌアツライセンスはあまり信用性が高くは無く、審査が緩いです。

TitanFXは前身の会社があり、以前はオーストラリアのライセンスを取得していましたが、規制が厳しく日本での営業を撤退することになりました。

信用性の高いライセンスも良いですが、その分、規制がかかりやすいので、緩いライセンスの方が規制が少ないです。

 

TitanFXに関するよくある質問

TitanFXに関するよくある質問です。ぜひ参考にしてください。

TitanFXは安心して出金できる業者ですか?
はい、TitanFXは出金拒否もなく、安心して出金が可能です。
TitanFXはボーナスはありますか?
常に開催しているボーナスはありませんが、期間限定のキャッシュバックキャンペーンはあります。
TitanFXのスプレッドは狭いですか?
はい、比較的狭めです。ただ、ThreeTraderやTradeviewと比べると少々広いです。
おすすめの口座タイプはどれですか?
ブレード口座の方がトータルコストが低いのでおすすめです。
ブレード口座の取引手数料はいくらですか?
1ロット往復で6ドルです。

 

まとめ:TitanFXは評判も良くスプレッドが狭い業者

TitanFXは常に開催しているボーナスはありませんが、期間限定のキャンペーンを開催したり、スプレッドを狭く使いやすく地道に努力しています。

初心者はXMなどに登録する人も多いですが、取引に慣れて来た人や、頻繁に取引をしたい人はTitanFXに登録しておきましょう。

TitanFXの公式サイトはコチラ

 

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口座開設 入金 出金 スプレッド
MT4 デモ口座 スワップポイント ボーナス
出金拒否 レバレッジ 追加口座 ブレード口座

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