海外FXでスプレッドが広い時の対処方法とおすすめ業者

海外fx スプレッド 広い

海外FXはスプレッドが広いと思っている人がたくさんいると思います。

確かに国内FXと比べると海外FXは全体的にスプレッドが広いです。

ただ、海外FXはその分、ボーナスが豊富だったりレバレッジが高く、追証の必要がないゼロカットシステムもあります。

このページではスプレッドが広い業者と、スプレッドを狭くするための対処方法を紹介して行きます。

↓海外FX業者のスプレッド比較はコチラで紹介しています。

> 海外FXスプレッド・手数料の一覧とスプレッドの狭い業者

 

鶏冠井悠二
著者
【この記事の著者】
CFP,1級FP,証券外務員一種,投資診断士
㈱ナゴウェブ 鶏冠井悠二

海外FX比較ナビの運営をする海外FX歴5年の現役トレーダー。多数の海外FX業者を実際に利用し、自身の経験を基に記事作成を行なう。トレーダーに役立つ様々なツールも開発。EAのバックテストは200以上の実績があり、数十のEAを稼働中。

海外FXではスプレッドが広い業者がたくさんある

海外FXでは国内FXと比べてスプレッドが広いことが多く、通常時でもスプレッドが1.5~3pipsほどになる業者もあります。

国内FXから海外FXに移動して来た人は、海外FXのスプレッドの広さにびっくりする人もいるでしょう。

海外FX業者のスプレッド

STP口座(単位:pips)

スタンダード スタンダード スタンダード Xレバレッジ マイクロ スタンダード Pure クラシック
USDJPY 1.6 1.4 1.3 2.2 2.1 1.4 0.6 1.8
EURUSD 1.7 1.2 1.2 1.8 1.4 1.1 0.6 1.5
EURJPY 2.4 1.5 1.4 2.2 1.9 2.2 0.7 2.3
GBPUSD 2.4 1.6 1.8 2.3 1.9 1.6 0.7 1.9
GBPJPY 3.7 2 2.4 2.8 3.3 2.7 1.1 2.9
AUDJPY 3.5 2 1.8 2.9 2.2 2.4 0.9 2.3
AUDNZD 4.2 2.5 1.9 3.3 4.1 2.9 1.4 2.8
AUDUSD 1.7 2.1 1.1 2.2 1.7 1.5 0.7 1.5
NZDJPY 3.4 2.3 1.9 3.3 2 3.6 1.1 2.5
XAUUSD 3.5 3.6 2 4.2 4 22.2 1.6 4.5

海外FX業者のスプレッドを24時間計測しましたが、スプレッドが狭い業者もありますが、広い業者も多いです。

ドル円で1.5pipsを超える業者もたくさんあり、ポンド円の場合は3pipsを超える業者もあります。

海外FXは全体的にスプレッドが広いと言っても良いでしょう。

 

海外FXのスプレッドが広い理由

海外FXのスプレッドが広い理由はいくつかあるので説明します。

ボーナスが豊富・レバレッジが高い

レバレッジ 口座開設ボーナス 入金ボーナス その他ボーナス
exness 無制限 × × ×
FBS 3000倍 100ドル140㌦,100㌦ 1万ドル1万ドル キャッシュバックボーナスキャッシュバック
TradersTrust 3000倍 5千円5千円 1000万円(不定期開催)1000万円(不定期開催) ×
XMTrading 1000倍 3,000円3,000円 50万円50万円 ロイヤルティボーナスロイヤルティプログラム
1000倍 5千円~1万円2万円 100%(何度も復活)100%(何度も復活) ×
1000倍 3,000円5,000円 50万円50万円 ×
1000倍 不定期開催 600ドル7万円+120万円 100%(何度も復活)仮想通貨キャッシュバック
1000倍 × 500万円500万円 キャッシュバックキャッシュバック
500倍 × × ×
500倍 × × ×
iFOREX 400倍 × 不定期で復活不定期で復活 ペンディングボーナスペンディングボーナス
400倍 × 3万~5万円 ×
200~500倍 × × ×

海外FXではボーナスが豊富な業者が多く、証券口座内のみで使える証拠金をもらう機会が多いです。

また、レバレッジは数百倍から数千倍もあり、国内FXでは考えられないほどのレバレッジの高さを誇ります。

ボーナスは入金額と同額程度もらえ、証拠金を2倍にしてトレードをすることも可能です。

このようにボーナスの豊富さやレバレッジの高さがあり、その代わりスプレッドが広くなっています。

 

ゼロカットされた時に補填する資金が必要

ゼロカットシステムとは?
海外FXでは急な値下がりなどでマイナス残高になっても「海外FX業者がマイナスを肩代わりしてくれる」制度です。

マイナス残高になっても、それを0(ゼロ)にしてくれるので、追証になることがなく、借金になることもありません。

海外FXではゼロカットという仕組みがあり、口座の残高がマイナスになっても追証請求されることはありません。

国内ではマイナス分をトレーダーが追加入金して補填する必要がありますが、海外FXでは業者が肩代わりしてくれます。

ゼロカットされた時に補填する資金が必要になるため、海外FXでは平均的にスプレッドが少し広くなっています。

 

IB報酬やキャッシュバック報酬の支払いのため

STP口座 ECN口座
8.5ドル
スタンダード口座
4.25ドル
ゼロ口座
4.5ドル
スタンダード口座
1.8ドル
ナノスプレッド口座
4.675ドル
スタンダード口座
1.4025ドル
ブレード口座
exness 40%
スタンダード口座
1.7ドル
ロースプレッド口座
8.5ドル
Xレバレッジ口座
2.125ドル
ILC口座
0.09pips
Pureスプレッド口座
0.45ドル
Rawゼロ口座
0.72pips
マイクロ口座
0.27pips
ゼロスプレッド口座
4.5ドル
クラシック口座
1.8ドル
プロ口座
0.88pips
FLEX口座
0.4pips
SMART口座

海外FXではIB(イントロデューシング・ブローカー)と呼ばれるアフィリエイトのような紹介制度があります。

紹介報酬はスプレッドの一部が支払われるため、スプレッドが国内よりも広く設定されています。

また、キャッシュバックサイトへの報酬のスプレッドで支払われるので、報酬が高いほどスプレッドが広い傾向があります。

 

海外FXのスプレッドを狭くする方法

海外FXで広いスプレッドを狭くする方法を紹介します。

スプレッドが狭いECN口座を利用する

ドル円のスプレッド

STP口座 ECN口座
1.60pips
スタンダード口座
1.10pips
ゼロ口座
1.40pips
スタンダード口座
1.01pips
ナノスプレッド口座
1.28pips
スタンダード口座
1.01pips
ブレード口座
exness 1.42pips
スタンダード口座
0.98pips
ロースプレッド口座
2.15pips
Xレバレッジ口座
0.85pips
ILC口座
0.59pips
Pureスプレッド口座
0.47pips
Rawゼロ口座
2.06pips
マイクロ口座
1.19pips
ゼロスプレッド口座
1.77pips
クラシック口座
1.27pips
プロ口座
1.88pips
FLEX口座
1.28pips
SMART口座

※ECN口座は手数料も含めたスプレッド

海外FX業者は基本的に2つ種類の口座タイプがあり、STP方式よりもECN方式の口座の方がトータルコストが安くなります。

ECN口座の方はスプレッド+取引手数料がかかりますが、スプレッドが非常に狭いため、STP口座よりもコストが低く抑えることができます。

MiltonMarketsは2つともSTP口座となりますが、スプレッドが狭い口座が用意されています。

ぜひECN口座の方を使って、スプレッドを狭くすると良いでしょう。

 

スプレッドが狭い業者に切り替える

スプレッドの狭いおすすめ業者

Rawゼロ口座 ILC口座 exnessロースプレッド口座 ナノスプレッド口座
USDJPY 0.47pips 0.85pips 0.98pips 1.01pips
EURUSD 0.47pips 0.64pips 0.74pips 0.84pips
EURJPY 0.61pips 0.88pips 1.25pips 1.09pips
GBPUSD 0.66pips 1.0pips 0.93pips 1.18pips
GBPJPY 1.04pips 1.46pips 1.54pips 1.58pips
AUDJPY 0.77pips 1.17pips 1.27pips 1.32pips
AUDNZD 1.16pips 1.64pips 1.4pips 1.76pips
AUDUSD 0.58pips 0.86pips 0.9pips 1.13pips
NZDJPY 0.95pips 1.61pips 2.47pips 1.6pips
XAUUSD 1.67pips 1.71pips 8.27pips 2.14pips

もしスプレッドが広い業者を使っている場合、スプレッドが狭い業者に切り替えるのも1つの方法です。

全体的にスプレッドが狭いのはThreeTraderで、その次がTradeviewが狭いです。

Exnessもロースプレッド口座やゼロ口座やスプレッドが狭く、レバレッジが最大無制限になっているためおすすめです。

Axioryもスプレッドが狭めで、夏と冬に入金ボーナスキャンペーンを開催しているので、ぜひ利用してみると良いでしょう。

 

キャッシュバックサイトを活用する

ドル円のスプレッド

口座タイプ スプレッド キャッシュバック 実質スプレッド
スタンダード 1.60pips 8.5ドル 0.75pips
ゼロ 1.10pips 4.25ドル 0.67pips
スタンダード 1.40pips 4.5ドル 0.95pips
ナノスプレッド 1.01pips 1.8ドル 0.83pips
スタンダード 1.28pips 4.675ドル 0.81pips
ブレード 1.01pips 1.4025ドル 0.87pips
exness スタンダード 1.42pips 40% 0.85pips
プロ 0.96pips 25% 0.72pips
ロースプレッド 0.98pips 1.7ドル 0.81pips
ゼロ 1.12pips 1.7ドル 0.95pips
Xレバレッジ 2.15pips 8.5ドル 1.3pips
ILC 0.85pips 2.125ドル 0.63pips
Pureスプレッド 0.59pips 0.09pips 0.50pips
Rawゼロ 0.47pips 0.45ドル 0.42pips
マイクロ 2.06pips 0.72pips 1.34pips
ゼロスプレッド 1.19pips 0.27pips 0.92pips
クラシック 1.77pips 4.5ドル 1.32pips
プロ 1.27pips 1.8ドル 1.09pips
FLEX 1.88pips 0.88pips 1.00pips
SMART 1.28pips 0.4pips 0.88pips

キャッシュバックサイトを利用すると、スプレッドの一部がキャッシュバックされます。

このキャッシュバックを加味した実質的なスプレッドを見ると、スプレッドが広い業者でもキャッシュバック金額が多いため実質スプレッドは狭くなります。

XMの場合スタンダード口座の実質スプレッドは0.75pipsとなります。

キャッシュバックを利用するとボーナスがもらえなくなる業者もありますが、キャッシュバックサイトを上手く利用して実質的なスプレッドを狭くしていきましょう。

 

海外FXの広いスプレッドでよくある質問

海外FXの広いスプレッドに関するよくある質問です。ぜひ参考にしてください。

海外FXのスプレッドが国内FXと比べて広い理由は何ですか?
海外FXはボーナスを配布したり、ゼロカットのための補填金を用意したりするためにスプレッドが広くなっています。
海外FXでスプレッドが広い場合はどうしたら良いですか?
キャッシュバックサイトを利用するのがおすすめです。その他、スプレッドの狭い口座に代えるか、スプレッドの狭い業者に変更するのも良いと思います。
海外FXでスプレッドが狭い業者はどこですか?
ThreeTraderのスプレッドが一番狭く、次にTradeviewのILC口座がおすすめです。その他Exnessの狭めです。

 

海外FXのスプレッドが広い場合の対処方法まとめ

海外FXのスプレッドが広い理由と対処方法について紹介して来ました。

海外FXは国内FXと比べてスプレッドが広いですが、ボーナスが豊富でレバレッジが高く、マイナス残高の追証請求もありません。

スプレッドを狭くするには、ECN口座を使ったりキャッシュバックサイトを利用するなどして、上手くコストを抑えていきましょう。

 

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