HFM法人口座の特徴と開設方法・手順と必要書類

hfm 法人口座

HFM法人口座の特徴と開設方法を紹介していきます。

口座開設方法の手順を画像付きで紹介し、必要書類についても解説したいと思います。

HFMの法人口座は特別な特典などはありませんが、税金対策となるため、利益がたくさん出ている人は法人化して節税しましょう。

HFMの口座開設はコチラ

 

鶏冠井悠二
著者
【この記事の著者】
CFP,1級FP,証券外務員一種,投資診断士
㈱ナゴウェブ 鶏冠井悠二

海外FX比較ナビの運営をする海外FX歴5年の現役トレーダー。多数の海外FX業者を実際に利用し、自身の経験を基に記事作成を行なう。トレーダーに役立つ様々なツールも開発。EAのバックテストは200以上の実績があり、数十のEAを稼働中。

HFM法人口座の特徴とメリット

HFM法人口座の特徴やメリットを紹介します。

法人口座は個人口座と取引条件は同じ

HFMの法人口座は個人口座と取引条件が同じで、大きな資金や大きなロットで取引する必要がなく、取引しやすいのが特徴です。

入金はXレバレッジ口座で1万円から、その他の口座は10万円から入金が可能です。

ロットもXレバレッジ口座とcTrader口座は0.01ロットから、ILC口座とCurrenex口座で0.1ロットから取引ができます。

 

口座タイプはそれぞれ特徴が違う

ボーナス口座 プレミアム口座 セント口座 ゼロ口座 PRO口座
口座開設ボーナス 無し 無し 無し 無し 無し
入金ボーナス 500㌦+67万円 無し 無し 無し 無し
最大レバレッジ 1000倍 2000倍 2000倍 2000倍 2000倍
スプレッド 1.95pips 1.76pips 1.76pips 1.46pips(0.86) 1.24pips
手数料 1ロット6~8㌦
ロスカット 20% 20% 20% 20% 20%
ゼロカット 自動でゼロカット 自動でゼロカット 自動でゼロカット 自動でゼロカット 自動でゼロカット
1ロット 10万通貨 10万通貨 1000通貨 10万通貨 10万通貨
最低入金額 1円~ 1円~ 1円~ 1円~ 13,000円~

参照:HFM口座タイプ

HFMは口座タイプによって特徴が違い、ボーナスを受け取るためにはボーナス口座となり、それ以外はレバレッジが高くスプレッドの狭いPRO口座がおすすめです。

最初はボーナス口座を利用してボーナスを使い、ボーナスが無くなったらPRO口座を追加して利用する方法が良いかと思います。

> HFMの入金ボーナスとキャンペーン 種類と条件・出金
> HFMのスプレッド一覧 平均スプレッドと全通貨ペア

 

法人口座は税金対策・節税になる

個人 法人
損益通算 できない できる
損失繰越 できない 10年可能
国税 所得税:5~45% 法人税:15~23.2%
地方法人税:2~2.4%
地方税 住民税:10% 法人事業税:3.5~7%
法人住民税:1.3~1.6%
合計 15%~55% 21.8%~33.2%

参照:国税庁 No.2260 所得税の税率国税庁 No.5759 法人税の税率

個人の場合は海外FXは雑所得となり、税率が高く、損益通算や損失繰越は不可となっています。

法人口座を作ることで税率が低くなり、損益通算や損失繰越が可能となり、経費にできる範囲も増えてきます。

法人化することによる税金のメリットについては以下のページで詳しく解説しているので参考にしてください。

> 海外FXの法人化は税金対策になる?法人口座おすすめ業者と開設方法

 

法人口座開設に必要な書類は5つ

HFMで法人口座を作るには以下の5つの書類が必要となります。

口座開設をする前に事前に準備をしておきましょう。

法人の登記簿謄本

履歴事項全部証明書 登記簿謄本

まずは会社の登記簿謄本(履歴事項全部証明書)が必要になります。

法務局に行って取得しましょう。

 

定款

会社の定款も提出する必要があります。

もし会社に定款が無い場合は、法務局に行き閲覧申請をするか、公証役場に行って謄本申請をする必要があります。

 

株主名簿

株主名簿は自分でエクセルなどを使って作成をして、株主全員の印鑑を押して提出する必要があります。

無料のひな型などをダウンロードして提出しましょう。

 

役員の本人確認書類

写真付き公的身分証明書いずれか1点
運転免許証 パスポート マイナンバーカード

法人口座には代表者や役員の身分証明書も必要になります。

役員全員の身分証明書が必要になりますので、他に役員がいる人は、事前に確認しておくと良いでしょう。

 

役員の住所確認書類

現住所確認書類いずれか1点
健康保険証 住民票 公共料金等の請求書
銀行取引明細書 クレジット請求書

代表者・役員全員の住所確認書類も必要になります。

住所を確認できる公的な書類を準備しておきましょう。

 

法人口座の開設手順を画像付きで解説

HFM法人口座の開設手順を画像付きで解説していきます。

トップページからライブ口座開設

まずはHFMトップページにある「登録」をクリックします。

 

企業にチェックを入れて会社情報・代表者情報を入力

会社情報
居住国:Japan
会社名称:(例)〇〇〇 Co., Ltd.
登録番号:法人番号を入力

代表者情報
居住国:Japan
電話番号:9011223344(090-1122-3344の場合)
名前:(例)Taro
姓:(例)Yamada
メールアドレス:(例)support@〇〇〇.co.jp
パスワード:大文字、小文字、数字を含む

「個人・法人・共同名義」の3つのタグに分かれているので、法人にチェックを入れてから会社情報、代表者情報を入力していきます。

 

登録アドレスにメールが来る

ここで一旦、登録したアドレスにメールが届きますので確認しましょう。

 

メールを見て口座有効をクリック

HFMからのメールを開いて口座有効をクリックします。

 

代表者情報・住所情報

  • 出生国:Japan
  • 敬称:男性:ミスター、女性:ミス・ミスィズ
  • 教育:(例)大卒
  • ポジション:(例)取締役
  • 住所1:(例)●●●Apartment206
  • 住所2:(例)Shibaura1-2-3
  • 市区町村:Minato-Ku
  • 都道府県:Tokyo
  • 郵便番号:105-0023
  • 会社代表者の情報と代表者個人の住所を入力しましょう。

     

    通信環境設定・myHFウォレットの基本通貨

    通信環境設定のチェックは必要なければ外し、myHFウォレットは基本通貨を選択します。

    JPYで良いと思いますが、ドル口座が作りたい場合はUSDを選択しましょう。

     

    会社情報・取引知識と経験

    ・推定純資産額:該当するものチェック
    ・資金源:該当するものをチェック
    ・本社所在地:(例Hachioji
    ・町名・番地:(例)Motohongouchou 1-2-3 Asahi Building 101
    ・郵便番号:(例)111-2233
    ・事業内容:該当するものをチェック

    会社の資産状況と住所を入力します。

    取引知識と経験も該当するものにチェックを入れましょう。

     

    申告(全ていいえ)

    全ての項目にチェックを入れましょう。

    申告は全ての”いいえ”にチェックを入れましょう。

    By checking this box I place my digital signature confirming that I am at least 18 years of age and I have read and agree to all
    このボックスをチェックすることにより、私は18歳以上であり、すべての事項を読み、同意したことを確認するデジタル署名を行います。

     

    身分証明(PLE)・住所証明(POA)のアップロード

    身分証明書
    パスポート マイナンバーカード 運転免許証
    住所確認書
    電気料金明細 ガス料金明細 電話料金明細 銀行明細/クレカ明細

    個人の身分証明書と住所証明書をアップロードしましょう。

     

    アップロード完了

    これで個人の書類アップロードは完了です。

    HFMからメールが来るので待ちましょう。

     

    法人書類提出のメール

    提出書類
    ・履歴事項全部証明書(登記簿謄本)
    ・株主名簿
    ・定款
    ・登録株主および役員全員の身分証明書と住所証明書

    HFMから法人書類の提出メールが来ますので、返信に書類を添付して送りましょう。

    代表者の身分証明書、住所証明書は口座開設フォームで提出済だと思いますが、他に株主や役員がいる時は、メールに添付して送りましょう。

     

    書類受領のメール

    書類提出が問題なければこのようにお預かりのメールが来ます。

    審査に1週間ほどかかるので、しばらく待ちましょう。

     

    口座承認完了メール

    1週間ほど待つと口座承認完了メールが届きます。

    これで法人として取引を開始することができますので、ログインをして入金していきましょう。

     

    まとめ

    HFMの法人口座の特徴と開設方法を紹介して来ました。

    HFMの法人口座は取引条件は変わりませんが、提出書類がいくつか増えます。

    定款の提出が必要になるので、定款が見当たらない人は、登記簿謄本を取りに行くついでに、法務局で閲覧申請をして、写真を撮っておきましょう。

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