HFM法人口座の特徴と開設方法を紹介していきます。
口座開設方法の手順を画像付きで紹介し、必要書類についても解説したいと思います。
HFMの法人口座は特別な特典などはありませんが、税金対策となるため、利益がたくさん出ている人は法人化して節税しましょう。
HFM法人口座の特徴とメリット
HFM法人口座の特徴やメリットを紹介します。
法人口座は個人口座と取引条件は同じ
HFMの法人口座は個人口座と取引条件が同じで、大きな資金や大きなロットで取引する必要がなく、取引しやすいのが特徴です。
入金はXレバレッジ口座で1万円から、その他の口座は10万円から入金が可能です。
ロットもXレバレッジ口座とcTrader口座は0.01ロットから、ILC口座とCurrenex口座で0.1ロットから取引ができます。
口座タイプはそれぞれ特徴が違う
ボーナス口座 | プレミアム口座 | セント口座 | ゼロ口座 | PRO口座 | |
---|---|---|---|---|---|
口座開設ボーナス | 無し | 無し | 無し | 無し | 無し |
入金ボーナス | 500㌦+67万円 | 無し | 無し | 無し | 無し |
最大レバレッジ | 1000倍 | 2000倍 | 2000倍 | 2000倍 | 2000倍 |
スプレッド | 1.95pips | 1.76pips | 1.76pips | 1.46pips(0.86) | 1.24pips |
手数料 | – | – | – | 1ロット6~8㌦ | – |
ロスカット | 20% | 20% | 20% | 20% | 20% |
ゼロカット | 自動でゼロカット | 自動でゼロカット | 自動でゼロカット | 自動でゼロカット | 自動でゼロカット |
1ロット | 10万通貨 | 10万通貨 | 1000通貨 | 10万通貨 | 10万通貨 |
最低入金額 | 1円~ | 1円~ | 1円~ | 1円~ | 13,000円~ |
参照:HFM口座タイプ
HFMは口座タイプによって特徴が違い、ボーナスを受け取るためにはボーナス口座となり、それ以外はレバレッジが高くスプレッドの狭いPRO口座がおすすめです。
最初はボーナス口座を利用してボーナスを使い、ボーナスが無くなったらPRO口座を追加して利用する方法が良いかと思います。
> HFMの入金ボーナスとキャンペーン 種類と条件・出金
> HFMのスプレッド一覧 平均スプレッドと全通貨ペア
法人口座は税金対策・節税になる
個人 | 法人 | |
---|---|---|
損益通算 | できない | できる |
損失繰越 | できない | 10年可能 |
国税 | 所得税:5~45% | 法人税:15~23.2% 地方法人税:2~2.4% |
地方税 | 住民税:10% | 法人事業税:3.5~7% 法人住民税:1.3~1.6% |
合計 | 15%~55% | 21.8%~33.2% |
参照:国税庁 No.2260 所得税の税率、国税庁 No.5759 法人税の税率
個人の場合は海外FXは雑所得となり、税率が高く、損益通算や損失繰越は不可となっています。
法人口座を作ることで税率が低くなり、損益通算や損失繰越が可能となり、経費にできる範囲も増えてきます。
法人化することによる税金のメリットについては以下のページで詳しく解説しているので参考にしてください。
> 海外FXの法人化は税金対策になる?法人口座おすすめ業者と開設方法
法人口座開設に必要な書類は5つ
HFMで法人口座を作るには以下の5つの書類が必要となります。
口座開設をする前に事前に準備をしておきましょう。
法人の登記簿謄本
まずは会社の登記簿謄本(履歴事項全部証明書)が必要になります。
法務局に行って取得しましょう。
定款
会社の定款も提出する必要があります。
もし会社に定款が無い場合は、法務局に行き閲覧申請をするか、公証役場に行って謄本申請をする必要があります。
株主名簿
株主名簿は自分でエクセルなどを使って作成をして、株主全員の印鑑を押して提出する必要があります。
無料のひな型などをダウンロードして提出しましょう。
役員の本人確認書類
写真付き公的身分証明書いずれか1点 | ||
---|---|---|
運転免許証 | パスポート | マイナンバーカード |
法人口座には代表者や役員の身分証明書も必要になります。
役員全員の身分証明書が必要になりますので、他に役員がいる人は、事前に確認しておくと良いでしょう。
役員の住所確認書類
現住所確認書類いずれか1点 | ||
---|---|---|
健康保険証 | 住民票 | 公共料金等の請求書 |
銀行取引明細書 | クレジット請求書 |
代表者・役員全員の住所確認書類も必要になります。
住所を確認できる公的な書類を準備しておきましょう。
法人口座の開設手順を画像付きで解説
HFM法人口座の開設手順を画像付きで解説していきます。
トップページからライブ口座開設
まずはHFMトップページにある「登録」をクリックします。
企業にチェックを入れて会社情報・代表者情報を入力
居住国:Japan
会社名称:(例)〇〇〇 Co., Ltd.
登録番号:法人番号を入力
代表者情報
居住国:Japan
電話番号:9011223344(090-1122-3344の場合)
名前:(例)Taro
姓:(例)Yamada
メールアドレス:(例)support@〇〇〇.co.jp
パスワード:大文字、小文字、数字を含む
「個人・法人・共同名義」の3つのタグに分かれているので、法人にチェックを入れてから会社情報、代表者情報を入力していきます。
登録アドレスにメールが来る
ここで一旦、登録したアドレスにメールが届きますので確認しましょう。
メールを見て口座有効をクリック
HFMからのメールを開いて口座有効をクリックします。
代表者情報・住所情報
会社代表者の情報と代表者個人の住所を入力しましょう。
通信環境設定・myHFウォレットの基本通貨
通信環境設定のチェックは必要なければ外し、myHFウォレットは基本通貨を選択します。
JPYで良いと思いますが、ドル口座が作りたい場合はUSDを選択しましょう。
会社情報・取引知識と経験
・資金源:該当するものをチェック
・本社所在地:(例Hachioji
・町名・番地:(例)Motohongouchou 1-2-3 Asahi Building 101
・郵便番号:(例)111-2233
・事業内容:該当するものをチェック
会社の資産状況と住所を入力します。
取引知識と経験も該当するものにチェックを入れましょう。
申告(全ていいえ)
申告は全ての”いいえ”にチェックを入れましょう。
By checking this box I place my digital signature confirming that I am at least 18 years of age and I have read and agree to all
このボックスをチェックすることにより、私は18歳以上であり、すべての事項を読み、同意したことを確認するデジタル署名を行います。
身分証明(PLE)・住所証明(POA)のアップロード
身分証明書 | |||
---|---|---|---|
パスポート | マイナンバーカード | 運転免許証 | |
住所確認書 | |||
電気料金明細 | ガス料金明細 | 電話料金明細 | 銀行明細/クレカ明細 |
個人の身分証明書と住所証明書をアップロードしましょう。
アップロード完了
これで個人の書類アップロードは完了です。
HFMからメールが来るので待ちましょう。
法人書類提出のメール
・履歴事項全部証明書(登記簿謄本)
・株主名簿
・定款
・登録株主および役員全員の身分証明書と住所証明書
HFMから法人書類の提出メールが来ますので、返信に書類を添付して送りましょう。
代表者の身分証明書、住所証明書は口座開設フォームで提出済だと思いますが、他に株主や役員がいる時は、メールに添付して送りましょう。
書類受領のメール
書類提出が問題なければこのようにお預かりのメールが来ます。
審査に1週間ほどかかるので、しばらく待ちましょう。
口座承認完了メール
1週間ほど待つと口座承認完了メールが届きます。
これで法人として取引を開始することができますので、ログインをして入金していきましょう。
まとめ
HFMの法人口座の特徴と開設方法を紹介して来ました。
HFMの法人口座は取引条件は変わりませんが、提出書類がいくつか増えます。
定款の提出が必要になるので、定款が見当たらない人は、登記簿謄本を取りに行くついでに、法務局で閲覧申請をして、写真を撮っておきましょう。
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